「申し込みをしたのに、他にいい土地を見つけてしまった・・・」
「地盤改良などでお金がかかりそうで、キャンセルしたい・・・」
そんなことってありますよね。
かくゆう我が家も、「予算内で利便性を確保できるのはココしかない!」と申し込みをした土地でしたが、契約直前(値引き交渉中)に、素晴らしい土地を見つけてしまいました。
申し込みをした土地よりも安く、1.5倍の広さで、利便性も最高!
どう考えたって、こっちの土地がいいに決まってます。
ですが、「申し込み(買付契約)をした後にキャンセルできるのか?」っていう大きな問題が立ちはだかりました。
この記事では、その時に我が家がとった行動や、営業マンさんの率直な意見を書いていきます。
もくじ
土地のキャンセルはできるのか?「申し込み(買付証明書)→契約」の前ならペナルティなしでOK
結論からいうと、申し込みの段階で、キャンセルは自由です。
これはネットで調べてもそうでしたし、営業さんに直接聞いても同じでしたね。
もちろん、違約金が発生することなんてありません。
なので、申し込みをした後にキャンセルしてもよいのです。
ですが!
もし、契約した後なら別です。
契約時に売主に渡した手付金(土地の10%くらい)が返ってこなかったり、「土地は買わないのに仲介料だけ取られる」なんてこともあります。
なので、土地をノーリスクでキャンセルできるのは「契約前まで」になります。
営業マンの率直な意見!実は契約前でもいろんな人に迷惑かけます
我が家がお願いしている営業マンさんは正直な方なので(笑)、「もしキャンセルするとしたら、できますか?」と聞いたときに、いろんな裏事情を話してくれました。
まず、「ちょっとまってください!」と。
値引き交渉のために、仲介業者さんに結構動いてもらってるから、キャンセルの連絡はしづらいです・・・
とのこと。
たしかに、予算内に収めるために値引き交渉が必要でした。
建築をお願いしているハウスメーカーと、土地の仲介業者が違うので、間に入ってもらっていろいろと動いてくれていました。
もしかしたら、菓子折りを持っていったり、「どうしても値引き交渉をしてください!」と頭を下げてくれたのかもしれません。
営業マンさんの率直な意見としては、
申し込みをした以上、契約書を作ったり、仲介業者に連絡したり、売主に交渉してもらったりと大変だったのに・・・キャンセルなんて、どうやって伝えていいのか・・・
というのが本音のようです。
電話でも「不動産もつながりがいろいろあるもので、キャンセルはしづらいです~」と何度も言っていました。
不動産業者側とすると、申し込み後のキャンセルはとっても大変なようです。
でもでも!こちらは一生に一度の買い物だからキャンセルして満足した土地に住みたいよね
申し込み後の土地のキャンセルは、営業マンさんに胃が痛い想いをさせてしまうようです。
でも、こちらとしては、一生に一度の大きな買い物。
よりよい土地を買いたいわけです。
結局のところ、
- 営業マンの顔を立ててあげるのか?
- 自分たちの一生の暮らしを優先するのか?
の2択になります。
当然、「自分たちの一生」の方が勝ちますよね。
キャンセルするなら、心を鬼にして、キッパリと言わなければなりません!
しかし・・・迷惑をかけるみたいなので、誠実な謝罪を忘れてはいけません。。。
結局、我が家はどうしたのか?
我が家の場合は、
以前に訪問した不動産屋から好条件の紹介が来る
↓
条件を見て、土地の乗り換えを検討
↓
とりあえずハウスメーカーに迷ってることを連絡(建物の打ち合わせが次の日だから)
↓
土地を実際に見に行く
という流れでした。
土地を実際に見に行ってみて、本当にドンピシャでした。
南側は大きな駐車場で日当たりもよく、静かな環境。
申し込みをしている土地は、「車一台しか置き場所がなく、庭がない」という狭さの土地ですが、この土地は「車2台OKだし、庭も十分」に作れる広さです。
しかも、スーパーやドラッグストアも徒歩圏内で、とーーっても便利!
こんな土地、フツーだったら私たちの予算では買えません。
でも、特別に350万も値引きしてくれるって言うんです。
これは「買い!」に決まってます。
なのに買わなかった理由は・・・
「夫がめちゃくちゃ嫌いな人が近くに住んでいた」
--それだけです(笑)
夫も最初は、「この条件だったらいいね!」って言ってたんですが、嫌いな人が同じ町内にいると気づいた時点から猛反対でした。
「イヤイヤ!絶対に住まない!ストレスで死ぬ!」
と、子どものように駄々をこねたので・・・諦めることになりました。
営業マンさんに、「やっぱりキャンセルしません」って旨を話したら、すごくホッとしてましたね。
いや~、どうやってキャンセルの連絡を売主にしたらいいのかと思って・・・ずっと頭がいっぱいでした
その声を聴いて、なんかすごく土地契約に向けて頑張ってくれてたんだな、っていうのがわかりました。
普段はボケ担当みたいな人なんですが、彼なりにめっちゃ頑張ってくれてたんだと思います。
「そうなんですか~、旦那さんがイヤって言ったんですね!!」って明らかに喜んでました(笑)
私としては、いい条件の土地が見つかったのにおじゃんになったので、ちょっと不服ですが^^;
きっと、これ以上の条件は出てこないはずなので、キャンセルすることはもうないと思います。
現在、申し込みをした土地で値切り交渉をしてもらっていますが、それが成功すれば地価としてはかなり安いほうなので。
ホント営業さん、ごめんなさい。
「申し込みしたけど気になる土地がある」から「やっぱその土地でいきます」までの3時間で、かなり胃をキリキリさせてしまったことでしょう。
まとめ:土地のキャンセルは可能だが迷惑がかかる!申し込みから契約までには思いのほか手間がかかってるのを忘れずに
土地購入のキャンセルは可能です。
契約前ならペナルティなし。
契約後なら違約金がありますが、土地決済・所有権移転まではいつでもキャンセルできます。
ですが、土地契約には思いのか、手間がかかっているようです。
とくに値引き交渉をお願いしているときには、かな~り大変。
キャンセルされたら、担当さんはいろんなところに説明し、頭を下げなくてはならないようです。
身勝手なお客のせいで、自分の信用を失わせてしまうのは本当にかわいそうなこと。。。(身勝手な客=私ww)
とはいえ、我が家は夫が「イヤだ!」と言わなければ、迷わずキャンセルをしていたと思います。
それくらい、「ココがいい!」って思ってしまったんですね。
元々、我が家の土地選びが「予算と期限に追い詰められての妥協案」だったのが、契約前にブレてしまう原因なんだろうと思いますが。。。^^;
なんにせよ、土地のキャンセルはできるし、なにも悪いことではありません。
ただ、
キャンセルの連絡を入れるときには、土地契約のために動いてくれた人たちのことを考えるようにしましょう~
追記
この、「キャンセルしようと思ったけどキャンセルしなかった土地」のその後は・・・
まさかのどんでん返しでおジャンになりました(笑)
簡単に説明すると、地主さんが突然の値上げをしてきたんですね。
(値下げ交渉には応じたふりをして、契約日間近に「満額で買うなら売ってやってもいい」と手のひらを返しました)
その時の、地主側の黒い策略の全貌はこちらの記事で↓
土地の値引き交渉に失敗した!じらされた挙句、購入できなくなった話
そして結局、この記事に書いてた「350万値引きしてくれるドンピシャな土地」を買うことになりました^^
お互いに縁がなかったようで、結果オーライですね♪
こんなこともあるよ~ww
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詳しくは、「未公開の土地の探し方!コツと使えるサイトを実体験から紹介」に書いてるので見てね~