
「注文住宅で失敗しないためには、どんな勉強を、どうやってしたらいいのか?」
悩みますよね。
この記事では、実際に大満足のマイホームを手に入れた我が家が、
- どんなことを勉強したのか?
- どうやって知識をつけたのか?
をお伝えしていきます。
約2年間のハウスメーカー巡りの経験から、「これだけはやっておいた方がいい!」ということを厳選して書くので、ぜひ参考にしていただければと思います^^
もくじ
注文住宅の勉強方法4つ!我が家が実際にやってよかった事とは・・・
マイホーム購入するときに、我が家が実際にやってみてよかった勉強法は、以下の4つです。
【勉強1】住宅の本を読む
「注文住宅の勉強」というと、たいていの人が本を読むことを思い浮かべると思いますが、我が家もそうでした。
Amazonで、口コミと評価が良い本を選んで読みましたね。
ただ、我が家の場合は、そんな真面目に本は読まなくて・・・(笑)
一般論を知るために流し読みした感じでした。
というのも、本を書く人によって主張は異なるから。
たとえば・・・
間取りの考え方も著者それぞれ。(機能を目指すか、デザインを目指すか)
住宅ローンの金利は、「変動がいい!」っていう著者もいれば「絶対固定!」っていう著者もいましたね。
なので。
本で得た知識は、あくまでも「こういう考えがあるのか~」くらいにとどめておき、
マイホーム購入をした人の“生の声”を聴くことで、自分はどうするのか?を考えるようにしていました。
じゃあ、本を読むのは無駄じゃない?
・・・と思うかもしれませんが、いろんな考え方を知るのは選択肢を広げるのに非常に役に立ったので、我が家は本を呼んでおいてよかったなぁと思います。
専門家の意見は、説得力もありますしね!
ちなみに、おすすめの本はこちらの記事で↓
【勉強2】いろんなハウスメーカーを訪問して住宅の基礎知識をつける
我が家は、無料レジャー替わりにモデルハウスに遊びに行っていた期間が長いのですが、今となってはそれがよかったなぁと思います。
というのは。
本で勉強するよりも、実物を見ながら、説明された方が圧倒的に情報量が多いから。
私の場合は、こういったことを意識して聞くようにしてました。
- どんな建材を使っているのか?
- それはなぜなのか?(断熱性を上げるとか、長寿命にするためとか)
- そのハウスメーカーのこだわりは?(何を大事にすべきか?の意見)
そうすると、

ふーん、断熱性にも気を配った方が光熱費が浮いて、結果的に家計の負担がすくなくなるんだぁ~。
家の値段だけじゃなくて光熱費の負担も考えるのは大事だな
とか、

ほぉ~、家の外壁にグレードがよいものを使えば、メンテナンスの頻度が半分になってお得なのかぁ~!
お手入れにかかる費用も考慮した方がいいのね。
といったこともわかるようになるんですね。
また、A社で言われたことは、B社で「こういう話を聞いたんですけど、ぶっちゃけどうなんですか?」と聞いたりして、客観的な意見を聞くようにしていましたね。
やっぱり、営業マンって自社にとって都合のいいことしか言わないと思うんですよ(笑)
なので、他の会社で意見を聞いてみる、と。
そうすると、客観的にみたデメリットや「実はこういうクレームもあるらしいですよ」といったことも教えてくれます。
たとえば私の場合は、

コンクリで長寿命をウリにしてる家ってどうなの?
というのを、メーカーで聞いてみたら

コンクリの家は湿気がすごいですよ。5年で床が腐ったっていうお客さまの話を聞いたことがあります。
・・・という答えが返ってきました。
まぁ、この返答も単なる他社批判ととらえることもできますが、デメリットも聞くことができるわけです。
こんな風に、他社にも意見を聞くようにすると、客観的で冷静な判断ができるようになります。
いろんなハウスメーカーを訪問し、直接説明を受け、他社で客観的な意見を聞く。
これを繰り返していけば、住宅の知識はかなりつくと思いますよ!
【勉強3】実際にマイホーム購入をした人にリサーチ
私の場合は、専門家とかハウスメーカーの営業さんも大事だけど、リアルな声も聴きたかった。
間取り一つをとっても、設計士さんの意見と、実際に住んでる人の意見は、違ったりしますからね。
なので、マイホームを持っている友人に、話を聞いたりしてました。
たとえば、

今家買おうと思ってるんだけど、買うときどうだったか教えて~
ってママ友ランチの時に聞いたり、おうちにお呼ばれしたときは、
- 間取りや使い勝手
- どんな工夫をしたのか?
とかも聞くようにしてました。
さすがに、お値段までつっこんで聞けませんでしたが(笑)、こだわりを聞くと、楽しそうにいろいろと教えてくれましたね。
あとは・・・ネットで調べるときには、“家を買った人”が書いているブログを選んで読むように心がけました。
家づくりのサイトはたくさんあるけれども、ファイナンシャルプランナーとか、元住宅営業とかのブログはスルーして、先輩の意見を優先して頭に入れたかったんですね。
知識だけでものを言う人よりも、実際に家を建てた人の意見の方が、ずっと参考になると思ったので。
ヤフー知恵袋では、不動産トラブルの悩みがセキララに語られていたりするので、同じ轍を踏まないために読みました。
とにかく、気になったことは検索。
検索したら、できるだけリアルな声を信じる。
こんな風にすると、より真実に近い情報が手に入るのではないか?と個人的には思っていましたし、
実際にこの方法をとったことで、家づくりで大きな失敗をしなくて済んだかなぁと思っています^^
【勉強4】人を見る目を養う
これは、注文住宅の知識とは直接関係はないけれども、一番大事なことだと思っています。
というのも、『家を作るのは人』だから。
担当になる営業マンの腕とか人柄が、家の質に左右すると思うんですね。
たとえば。
お客が何も言えないようなくらいイケイケな担当者だと、こちらの意見を伝えづらいから不満の家が出来上がるし、
逆にYESマンな担当者だと、こちらの素人意見をホイホイ採用してしまって、住みづらい家が出来上がるかもしれません。
また、大工さんといった家づくりに関わる人を大事にしない担当者だと、建築中に心を込めて家を作ってもらえないでしょう。
家づくりに関わる人すべてに、気持ちよく仕事をしてもらえたら、とってもよい家が出来上がると思いませんか?^^
だからこそ、担当となる人を見極める「目を養う」のはすごく大事です。
我が家は20人以上の営業マンと話をさせていただきましたが、やっぱり人によって考え方や雰囲気は全然違います。
「こちらの意図を的確に汲み取ってくれるか?」
「誠実に家づくりに向き合ってくれるのか?」
こういったことは、何人もの人と話して対応を見ていると、だんだんとわかるようになってきます。
住宅の知識をつけるのも大事ですが、ぜひ「人を見る目を養う」ということも並行してやっていただければ、と思います。
ぶっちゃけ、住宅の知識なんてなくても、真剣に誠実に家づくりをしてくれる実力者に担当になってもらえれば、勝手によい家が出来上がります。
我が家はおかげさまで、値段も間取りも大満足の家を建てることができたのですが、今考えてみても、担当者の影響が大きかったと思いますね。
注文住宅の勉強方法まとめ!ポイントは知識を入れて自分なりの結論を出すこと
注文住宅を建てるために、我が家がした勉強法は、以下の4つです。
- 住宅の本を読む
- いろんなハウスメーカーを訪問して住宅の基礎知識をつける
- 実際にマイホーム購入をした人にリサーチする
- 人を見る目を養う
ハウスメーカーの営業さんといった専門家の意見と、家づくりの先輩のリアルな声。
その両方を見るようにしていたと思います。
家づくりにおいて、何が正しいのか?は人それぞれ。
「何が真実なのか?」
「自分たちのケースでは、誰の意見を採用した方がいいのか?」
「いろんな意見を聞いた上で、自分はどうしたいのか?」
これを考えながら、情報収集をしていくことが大事なポイントだと思います。
人の意見をただ鵜呑みにするだけでは、違った意見が出てくるごとに翻弄されてしまうし、あとで「こんなはずじゃなかった!」と、後悔することにもなりかねません。
知識を付けた上で、自分はどうするのか?
自分で答えを出していくようにすると、自分たちにとって満足のいく家ができるはずですよ!
・・・以上、我が家の勉強法でした★
自分たちにピッタリのハウスメーカーを見つける裏ワザ
「ハウスメーカーが決められない・・・」
「家を建てることに迷いがある・・・」
そんなときは、まだ“運命のハウスメーカー”に出会っていないだけかもしれません。
というのも、我が家の場合がハウスメーカーを決めたときは、「絶対にココしかない!」と確信があり、一切の迷いがありませんでした。
もちろん、それに至るまでにはいろんなハウスメーカーを見てきたし、契約をするか迷う場面もありました。
けど、何かしらひっかかることがあった。
「予算的に無理をしなければならない」とか
「デザインが好きじゃない」とか。
なので、我が家もハウスメーカー決めは難航したし、正直、「もう家なんてどうでもいい!」とやさぐれたこともありました。
そんな我が家でも、たった1社、ビビっ!と来たハウスメーカーに出会えたおかげで、迷いなく契約に踏み切ることができ、理想通りのマイホームを建てることができました。
↑手に入れた我が家です
だから、「ハウスメーカーが決められない・・・」と悩んでいる人は、単純に“運命のハウスメーカー”に出会えてないだけだと思います。
では、どうすれば“運命のハウスメーカー”に出会えるのか?
これは、もうされていると思いますが、思いつくハウスメーカーに片っ端から訪問することです。
ポピュラーなところで言えば、住宅展示場に行ったり、チラシに掲載されているモデルハウスに見学しに行ったりすることでしょう。
ただし!
この方法は、我が家もやりましたが、非常に効率が悪いですよね?^^;
我が家の場合は、子供4人を連れてハウスメーカー訪問し、子供たちが女性社員におもちゃやジュースでご機嫌をとられ、
半強制的に営業マンのトークを聞かされることになり、
「ちょっと見に来ただけなので帰ります」と言えずに2~3時間も拘束される。。。
こんな悪夢を、ハウスメーカーに訪問するごとに経験しました><;
なので、
「どんなハウスメーカーがあるのかな?」
「我が家の予算にあったメーカーはどこかな?」
といったことを知るのであれば、【カタログ請求】がオススメです。
便利なことに、パソコンやスマホから「建築予定エリアのハウスメーカー」のカタログを一括請求できます。
我が家がカタログ請求したときは、全く名前も知らなかったけど、自分好みのデザインで予算内で家を建てられるメーカーが出てきてビックリしました。
カタログ一括請求サイトはいろいろありますが、私のおすすめは【タウンライフ家づくり】です。
このサイトだけ、カタログと一緒に「資金計画書(見積もり)」が同封されてくるんですね。
もちろん、間取りやデザインを詳細に決めていない段階での見積もりは、あくまで目安にしかなりませんが、
予算のことも考慮しながらハウスメーカーを決めるには、見積書は大事なツールと言えます。
他のカタログ請求サイトでは見積もりはもらえないので、どうせカタログ請求をするなら、【タウンライフ家づくり】から請求したほうが、損はないと思いますよ!
ちなみに、我が家を建てたのは、“知る人ぞ知る”隠れメーカーでした。
住宅展示場に行ったり、チラシをチェックするだけでは、存在を知ることすらできないハウスメーカーもあります。
しかも、知名度が低いメーカーの中には、大手よりも良質な家を作ってくれる会社も。。。
ネットでのカタログ請求だと、そういうメーカーに出会える可能性もあります。
何事も、待っているだけでは進みません。
よりよい未来を手にするためには、行動することが大事です。
カタログ請求で、自分たちピッタリの家を作ってくれる“運命のハウスメーカー”が見つかるといいですね!
※カタログ請求の詳しい内容や、実際にやってみて「どんなものが届くのか?」「しつこい営業はなかったか?」などを記事にまとめました。
気になる方は、下記をクリックして読んでみてください↓