「ローコスト住宅を比較してるけど、何を基準に決めたらいいのかわからないっ!!」
あなたはそんな悩みがありませんか?
とくにローコストメーカーの場合、価格帯は同じようなものに揃えてあるので、迷ってしまうのは当たり前。
我が家も、
だいたいみんな同じような値段だけど、何をポイントに決めればいいの?
と疑問に思ったことがあります。
でも。
たくさんの住宅会社で話を聞き、いいところ・悪いところを比べた結果、ローコスト住宅を選ぶときに注意すべきポイントがわかりました。
この記事では、【比較のとき、値段と一緒にチェックしたい項目】を書いていきます。
もくじ
ローコスト住宅の比較でチェックすべきポイントは【家の質】
同じ価格帯のハウスメーカーの選び方で注目すべきは、【家の質】です。
実は同じ値段でも、住宅会社によって以下のものが変わってきます。
- お風呂やキッチンなどの室内設備のグレード
- 外壁や屋根の材料の質
- 家の頑丈さ
- 断熱性・エコの程度
なので!
ハウスメーカーを選ぶときには必ず、【家の質】を比較するのが大事。
「安物買いの銭失い」を防ぐためには、値段以外のものにも目を向ける必要があるのです。
【チェックポイント1】室内設備のグレード(標準仕様)
完全な注文住宅でない限り、お風呂やキッチン、洗面台などの室内設備は、あらかじめハウスメーカー側が設定しています。
たとえば・・・
「24坪の家、コミコミ価格で990万!」と謳っている広告の場合。
家の間取り図やイメージ写真と一緒に載っている、お風呂やキッチンの例が【標準仕様】です。
「この価格ではこのグレードのものが付きますよ~」ってことですね。
もちろん、色を変えたり、使い勝手のよいものに変えると、オプション費用いうことで追加料金がかかります^^;
「室内設備なんて気にしない!」という人ならいいかもしれませんが・・・
ローコストメーカーの場合、ほとんどが最低ランクの仕様で安っぽいです。。。
掃除も大変だったりと使い勝手も悪かったりするんですね。
ただし!
同じ価格帯のハウスメーカーでも、標準仕様のグレードって違うんです。
あそこでは最低ランクの安っぽいキッチンだったけど、こっちの会社は使いやすいアイランドキッチンでお掃除も楽々だわ♪
なんてこともあるわけですよ!
ホント細かいところなんですけど、グレードを上げようとすると地味に費用がかさむので、【同じ価格でも標準仕様のグレードはどれくらいか?】は比較しておきましょう。
これは、私の個人的な意見ですが・・・
同じ値段でも室内設備のグレードが高いハウスメーカーは、住む人のことを良く考えてくれていると思います。
たかが室内設備のランク。
ですが、結構大きな差だと思ってます^^
【チェックポイント2】屋根や外壁の材料
屋根や外壁に何が使われているか?
これは必ずチェックしましょう。
なぜなら、このグレードによって、のちのちにかかるメンテナンス費用が変わってくるからです。
【一般的なメンテナンス費用目安】
時期 | 費用 | |
屋根の塗装 | 10年 | 20万~30万 |
外壁塗装 | 7~10年 | 100万~150万 |
↑の表の【時期】については、あくまでも一般的な材料を使った家の場合です。
実は、材料によってメンテナンスが必要な時期は違います。
私が聞いた話によると・・・
- 安い建売はランクが低い外壁だから5年に一回メンテナンスが必要
- グレードが高い外壁だと20年に一回のメンテナンスで済む
というくらい外壁塗装が必須になる時期は開きがあります。
もし5年ごとにメンテナンスが必要な外壁の場合、20年で400万(塗装代100万×4回)も費用がかかります。
20年に一回のメンテナンスでいい外壁だったら、20年で100万(塗装代100万×1回)で済むわけです。
この差は大きいですよね?(笑)
長く住み続けるためにメンテナンスは不可欠ですから、将来的なコストを低く抑えるために、屋根と外壁の材料チェックはしましょう。
ハウスメーカーに確認するときは、
「何を使ってますか?」と聞くよりも、「この屋根はどれくらいでメンテナンスが必要ですか?」と聞くと、話が早くていいですよ^^
【チェックポイント3】家の頑丈さ
老後も住み続けたいのであれば、家の構造についてもチェックが必要です。
というのも、一般的な住宅は30年ぐらいが限界だそう。
一生のうちで建て替えするつもりでないと、あとから泣きを見ます。
実際、うちの実家は築30年ですが、両親が亡くなるまで住み続けられるとは到底思えません。。。
リフォームする?っていうよりも、建て替えでしょう~という感じですからね^^;
死ぬまで住むつもりなら、構造も気にした方がいいでしょう。
ぶっちゃけ私は、2×4(ツーバイフォー)工法とか、ラーメン構造とかサッパリわかりませんが・・・
ハウスメーカーさんの「一生住める家を設計してます!基礎も他よりも頑丈にして最低50年は大丈夫!」という言葉を信じています。
こだわっているメーカーさんなら、こちらから聞かなくても説明してくるはずですから、信じられる構造の家を選ぶとよいと思います。
基礎とか、構造は差が大きくつきますからね。
床下の建材もできればこだわった方がいいかもです。
うちがお願いしたメーカーさんは、床下の建材もグレードが高いのにしてるって言ってました。
こういう見えないところでも、家の寿命の違いが出るようですよ!
【チェックポイント4】断熱性・エコの程度
ハウスメーカーによって省エネに対してのチカラの入れ方が違うので、確認が必要です。
- オール電化なのか?
- ソーラーパネルがついてるのか?
- エコキュートつきか?
- 断熱性が高い窓(2重窓や3重窓)か?
- 断熱材はどんなものを使ってるのか?
これらで、家の断熱性や省エネ具合は変わってきます。
たとえば、同じ家でも・・・
フツーの窓と2重窓では、寒さ・暑さが全然違います。
プロパンガスでお湯を沸かす家と、料金の安い深夜電力を溜めるエコキュートつきのオール電化の家では、光熱費も段違いです。
こんな風に、家の仕様によって生活にかかるコストが変わってくるんですね。
せっかく安く家を買っても、光熱費がかかるんじゃもったいない!!
同じ値段でも、家の断熱性や光熱費のかかり具合は変わってきますから、しっかりチェックしましょう。
後悔しないローコスト住宅の選び方!ポイントは【価格以外】を比較すること
まとめです。
ハウスメーカー比較でチェックしたいポイントは、以下の4つ。
- お風呂やキッチンなどの室内設備のグレード
- 外壁や屋根の材料の質
- 家の頑丈さ
- 断熱性・エコの程度
同じ価格帯でも、住宅会社によって変わってくるので、見積もり資料を見比べるようにしましょう。
建物の値段は高く見えても、将来的なコストを考えると安い場合もあります。
しっかり比べて、信頼できるハウスメーカーを選んでくださいね!
ちなみに。
ハウスメーカー選びのために、建築を一から勉強する必要はありません。
それやると、本当に大変ですから^^;
知識が欲しい場合は、とにかくいろんな価格帯の住宅会社を訪問し、話を聞くようにするのがオススメです。
高い価格帯のメーカーだと、
- 「なぜこんなに高いのか?」
- 「どんなこだわりがあるのか?」
- 「安い材料だとどんな不都合があるのか?」
などを、丁寧に説明してくれますからね。
そうやって知識を仕入れてから、自分たちが購入できる価格帯のメーカー比較をすればよいのです。
我が家も、モデルルーム通いをしていたとき(無料レジャー替わりww)は、高級メーカーで話を聞きまくっていたので、かなり知識が増えました。
そのおかげで、「安物買いの銭失い」を防ぐことができたと思っています。
「何をどう比較していいのかわからない!!」っていう人は、地道にモデルルーム通いをするところから始めてみてください。
効率的に情報収集したい人は、カタログ請求をして知識を増やすという手もあります。
何にせよ、「同じ価格でも家の質は違う」ことを自分の目で確かめることが大切です。
「こんなに違うんだぁ!」と、ビックリするはずですよ^^
知ってる?モデルハウス訪問しなくてもハウスメーカー比較できる方法があります!
- いろんな家を見てみたい!
- 予算的にどんな家が建つのか?知りたい
- ハウスメーカーに話を聞いてみたいけど、購入を決定しているわけではないので様子だけ知りたい
- いきなりモデルハウス訪問するのは気が引ける・・・
- 見学で時間がつぶれるのを避けたい
- ハウスメーカー比較をラクにしたい
- 自分たちの予算や好みに合う住宅メーカーに出会いたい
カタログ請求サイトを利用すれば解決できます!
建築予定エリアのハウスメーカーの資料請求をまとめて送付してもらえるため、ハウスメーカーを一件一件見て回る手間が省けます。
- 住宅展示場・モデルハウスに行かなくてもカタログを見れば、価格やデザインなどだいたいのことがわかる
- モデルハウス通いをしていた時間を削減でき、有意義に過ごせる時間が増える
- カタログ請求は無料。家を買っても買わなくてもOK。
- カタログは、参考になる間取りやデザインがいっぱい!勉強になるし、見るだけでも楽しい♪
ちなみに我が家は、コレのおかげで予算と好みに合うハウスメーカーが見つかりました。
便利なので、気になる人はチェックしてみてね!
カタログ請求サイトの詳細・実際に利用してみた感想はこちらに書いてます↓
体験談!ハウスメーカーのカタログ一括請求サイト使ってみた様子とカタログ請求方法