「注文住宅にすることにしたけど、いろいろ不安だ・・・」
そんな想いを抱えながら家を建てたのは、きっと我が家だけじゃないはず!
この記事では、
- 実際に注文住宅を建てた我が家が心配だったこと、
- 不安解消のためにやった対策
を書いていきます。
おかげで、新築に入居してからも大きな後悔をすることなく、快適に暮らせていますよ。
今まさに、不安で眠れないほど悩んでいる方の参考になれば幸いです!
もくじ
注文住宅を建てるのに不安ばかり!?我が家の心配事と不安解消のためにやったこと
家を建てる時に、我が家が不安に感じたことは、以下の6つでした。
たぶん、マイホーム購入をする人のほとんどに当てはまることでもあると思います。。。
【不安1】住宅ローンを払えるのか?
やっぱり一番大きな不安は、お金のことでした(笑)
何千万の借金だなんて、人生で初めてですし、金額を冷静に考えるとクラクラしちゃいます。
「こんなもの、本当に完済できるんだろうか?」
「もしも夫が病気になったりして働けなくなったら?」
そんなことを考えるては、不安に駆られていましたね。
ネットで家づくりについて検索をすると、「ローンが払いきれなくて家を手放しました」といった話を目にすることがあったので、それをみては心配をしていました。。。
不安解消のためにやったこと
もともと我が家は経済的にシビアだったこともあり、お金のことだけはキッチリ考えるようにしていました。
具体的には、予算をしっかり決めて、その場の雰囲気に流されて高額な家を買わないように気をつけていましたね。
一度、「ここなら家を建てていいかも!」と思ったハウスメーカーがあったんですが、月々の返済額が高く、家計が破たんすることが目に見えていたのでお断りをしたこともあります。
予算内でやってくれる住宅会社を探すことに、一番力を注いだかな。
あと、「夫にもしものことがあったとき」のことも考えて、住宅ローンには有料の保証をつけました。
月々5000円くらいの支払いで、
- がんになったら完治しても住宅ローン帳消し
- インフルエンザにかかったら、その月の支払いはなし
- ケガで就業不能の場合もローン免除
といった手厚い保証をつけました。(家を建てた後、借り換えの時につけてます)
これで、住宅ローンの重圧はかなり軽くなりましたね^^
【不安2】間取り・内装・外観。後悔しないものにできるのか?
注文住宅は自分たちで決められる分、自由度が高いわけですが、
「自分たちの思い通りの家を作って、本当に失敗しないのかな?」
という不安もつきまといました。
つまりは、自分たちで決めることに自信がなかったんですね。
私たち夫婦のセンスは、決して、よい方ではないので^^;
間取りや外観、内装も自分で決められるのは嬉しいんだけど、人任せにできないプレッシャーというのでしょうか。
気に入らない家になって、一生後悔し続けるのは本当に怖かったですね><;
不安解消のためにやったこと
我が家の場合は、ハウスメーカーの担当者がすっごく信頼できる人だったので。
家づくりの経験が豊富な彼には、「こういうことが心配なんだけど・・・」というのをよく打ち明けるようにしました。
とはいえ、全て担当者の言うとおりだと注文住宅の意味がないので(笑)、次の打ち合わせまでには「自分たちはどうしたいのか?」をしっかり考えてから、担当者に意見を求めるようにしました。
たとえば・・・
間取りは、本を読んで勉強し、手書きで間取り図を書いてみてから、担当者に意見を聞くようにしてましたね。
「全然ダメですね!」とバッサリ切られましたけど、こちらのやりたいことやイメージは伝わったようで、担当者の長年の経験と融合して、納得の間取りが出来上がりましたよ。
他には、「トイレは2つないとダメなのか?」っていう議論をした覚えもあります。
とにかく、担当者とは率直に意見を言い合えるようにし、ハウスメーカーと共同で家を作るように心がけました。
おかげで、
「自分たちでなんでもかんでも決めてしまい、変な家になる・・・」
っていう事態は防げたかな~^^
自分たちの意見はハッキリ言いつつ、経験豊富な人の意見も聞いて、調整をしていく。
これができると、注文住宅で後悔することはほぼないのでは?と思います。
【不安3】新築離婚にならないか?
家を建てるために活動すればするほど、私たちの夫婦仲は険悪なものになっていきました^^;
土地を決めるときには、重視するポイントが全く違うため、喧嘩になり・・・
家の外観を決めるときも、夫と私で好みの色が違って、喧嘩になり・・・
2人の価値観が違うために、何回もケンカしましたね~
新築離婚にならないか?
本当に心配でしたね。
解決策としては、夫婦で話し合いの場を作り、
- 何を重視するのか?
- 重視するポイントに優先順位をつけるなら?
といったことを決めました。
ケンカするたびに、これはやってたかなぁ。
共通認識を持つことで、もめることが少なくなるんですよね。
我が家は、打ち合わせとは他の時間に、夫婦だけで話し合いをする時間を作ったのがよかったです。
家づくりの際には、「円満に進めるために、どちらか一方が我慢してやり過ごす」なんて話も聞きますが、どちらかが我慢したりしたら、暴走して良い家なんてできないと思うんですよね。
自分以外の視点や意見があるから、よりよいものが作れる!
どちらかが不満を持つ、なんて悲しいことにはならない!
私はそう思うので、新築離婚にならないためにも、夫婦で腹を割って話す時間を作るのをオススメしたいです^^
【不安4】新天地で上手くやっていけるか?
我が家の場合は、家を建てるために住み慣れた土地を離れる決断をしていたので、新天地での生活が不安でした。
「子供は学校でいじめられりしないかなぁ?」とか
「ご近所さんとは上手くやれるかなぁ?」とか。
いろいろ心配しましたね。
不安解消のためにやったこと
まず、土地を決めるときに、ちょどその辺が実家の友達がいたので、住みやすさや治安について聞いたりしましたね。
あとは、子供が大きくなると馴染むのが難しいと思ったので、一番上の子が小学校低学年のうちに家を建てたのも対策の1つでした。
それくらいしか対策はしておらず・・・
引っ越すまでは不安でいっぱいだったけど、いざ引っ越してみたら住みやすい土地でよかったですね。
人も優しいし。
我が家の場合は結果オーライな感じですが、慎重にやる人は、土地決めのときに何度も調査に行って、ご近所のことまで調べたりするらしいですね。
我が家としては、「住めばなんとかなるさ!」って思うことが対策だったと思います(笑)
【不安5】現金でいくらお金が飛んでいくのか?
これは、お金がないのに家を建てようとした我が家特有の悩みかもしれません。
貯金が全くなかったので、家づくりが進むたびに、こまごまと現金が必要になるのが大変でした。
たとえば・・・
- 地鎮祭のときに宮司に渡すお金
- 土地の手付金
- 建築中のつなぎ融資
- 引っ越し費用
などなど。
3万~10万円が、次々と飛んでいくわけですよ^^;
「一体、いくらお金が必要なの!?」
と不安になりました。。。
不安解消のためにやったこと
お金については、節約以外に対策がなく・・・
『ボーナスは、全て家に関わる費用に回す』
というくらいでした。
あと、もしものときにクレジットカードがあったらいいなと思ったので、住宅ローンの名義人でない私のものを残しておきました。
さすがに、どんなにお金に困ったとしても、住宅ローン名義人のカードを使うと悪影響が出ると思ったので。
結局、クレジットカードは使わずにすみましたが、もしものときの安心感はありましたね。
【不安6】とにかく不幸になりたくない
「マイホームを建てることで不幸になったらどうしよう!?」
そんな、よくわからない不安が押し寄せてくるときがありました。
そういうときに限って、ネットで検索して、ヤフー知恵袋とかで「家建てて不幸になった」人の話を見てしまうという・・・(笑)
家を建てて幸せになる人だっているはずなのに、なんで不幸な話ばっかり信じるの?
と、自分でも謎な現象でしたが、こういう時期がありましたね~><;
不安解消のためにやったこと
私の場合は、不安になったことは即夫に言うようにしてました。
もちろん、ただ「不安なの~」と言うだけでは夫も疲れてしまうと思うので、
「今日さ、ネットでこういう話を見たんだけど、どう思う?」
と、客観的な意見を聞くようにしていましたね。
夫は楽観的な性格なので、私みたいに他人の意見に振り回されるがないため、彼と話すと心が落ち着きましたね。
そういえば、逆もあったような気がします。
夫も「会社の人からこんな話を聞いた・・・」的な話をよくしてくれていましたね。
不安解消のために話しながらも、お互い情報交換になっていたような気がします。
人の失敗談というのは、上手くやるための情報にもなりうるので、むしろ不幸話は存分に聞いて、対策を寝ることに注力した方がいいかもしれません。
よくわからないけど不安が押し寄せたときは、心配事を友人やパートナーに話すようにすると、新しい視点がわかって心がラクになると思いますよ。
注文住宅を建てるのが不安な人へ!大きな決断時はそういうものだから・・・
我が家が注文住宅を建てる時に感じた不安と、その対策をまとめると・・・
1.住宅ローンを払えるのか?
⇒予算を決める、もしものときのためにローン保証をつける
2.間取り・内装・外観。後悔しないものにできるのか?
⇒信頼できる人に担当者になってもらい、的確なアドバイスをもらいながら、調整していく
3.新築離婚にならないか?
⇒「何を重視するのか?」夫婦で話合って共通認識を持つ
4.新天地で上手くやっていけるか?
⇒知り合いに住みやすさや治安を聞いてみる、なんとかなるさの精神
5.現金でいくらお金が飛んでいくのか?
⇒臨時収入は家関連のためにとっておく、クレジットカードを残しておく
6.とにかく不幸になりたくない
⇒人に話して客観的な意見をもらう、不安事項は対策を考える
こうやってみてみると、我が家はけっこう心配事があった方かなぁと思います^^;
対策については、実際にやってみて効果があったと思うことばかりなので、ぜひ参考にしていただければ!
人は、大きな決断をするときには不安になるものです。
「こんなに不安に駆られてばかりではおかしい!」なんて自分を否定しないで、不安との付き合い方を考えたり、対策を寝るといいんじゃないかと思います。
これは私個人的な意見ですが、不安を感じる人ほど慎重に事を進めることもできるし、大きな失敗もしづらいんじゃないかと!!!
考えること・悩むことはたくさんあるとは思いますが、よい家を作るために頑張ってください^^