「家の値下げ交渉ってどうやってやるんだろう・・・?」
「実際に値切りに成功した人は、どんな風に話しをしたんだろう・・・?」
気になりますよね。
この記事では、友人から聞いた話や、我が家の実体験も含めて【値切り交渉の成功例3つ】を書いていきます。
意外と簡単に値切れちゃった話ばかりなので、家を購入するときの参考にしていただければ、と思います^^
もくじ
家を購入するときの値下げ交渉に成功した例3つ!どんな風に値切ったのか?
この記事では、以下の3つの例をお話します。
- 建売を650万値切った友人の話
- 高級メーカーの家を1000万値切った女性の話
- 値切り交渉なしに500万の値引きをゲットした我が家の話
それでは、いってみましょー!
建売を650万値切った友人!見学のタイミングで棚ボタ
これは、同じ幼稚園に通っているママ友の話です。
ママ友は建売住宅を買いました。
しかも、650万円引きで!!
よっぽどすごい値切り合戦を繰り広げたのかと思ったのですが、ママ友がいうには「全然苦労しなかった」そうです。
むしろ、こちらが何かを言わなくてもスルスルと値段が下がっていったと。
理由を聞いてみたら、なんと!
ママ友が建売に見学に行った時期は3月で、住宅業界の『決算期』だったようなのです。
なんとしても売り上げを上げたい業者は、元値を大分値引く作戦に出てきたそう・・・
「元値より500万引くから、即決しないか?」と、持ちかけてきたそうです。
ママ友もご主人も、立地に申し分がなかったので「買ってもいいかな」と思ったそうですが、問題は住宅ローン。
業者としては、なんとしても3月中の売り上げにしたいため、ご主人が決めていた銀行とは違う「審査が早い銀行」で住宅ローンを組まないと、決算までに間に合わない。
しかし、審査が早い銀行だと、ご主人が決めていた銀行よりも金利(利息)が高いため、ママ友たちとしては損です。
「そこは譲れない!」
そう思ったご主人が、業者に話しをしたところ・・・
その場で、さらに150万引きが決定!!
総額で、650万も値引くことができたのです。
このママ友の例では、決算期に見学に行ったことが幸運を引き寄せました。
不動産屋さんに聞いた話によると、「建売は売れなければドンドン値段が下がる」とのことなので、決断を少し待ってみたり、私のママ友のように決算期(3月)を狙って見学に行くといいかもしれませんね!
高級メーカーの家を1000万値切った秘訣は●●る!?
これは、私の友人の親戚の話です。
以下、友人の親戚を「彼女」と呼びましょう。
なんと!
彼女は、誰でも知っている全国大手高級メーカーの家を1000万引きで建てたというのです。
ビックリして、「なんでそんなに値切れたの!?」と聞いてみたところ、彼女が使ったのは驚きの手法。。。
しかも、それは誰でもできて、こちらから値切り交渉をする必要がないほどの秘術。。。
それは・・・
ゴネるっww
ゴネるといっても、「値引いてくれなきゃ買わない~」とかではありません。
間取りなどのプランで悩みまくっていたらしいのですね。
・・・その間、2年っ!!
業を煮やしたハウスメーカー側が、「値引きするからいい加減、家を建ててください!」ってことで、1000万もの値引きをゲットしたんだそうです。
住宅会社としてみたら、2年もの間の人件費や設計費が無駄になるのが怖かったのかもしれませんね^^;
彼女のパターンは最初から値引きを目的にゴネていたわけではありませんが、結果的に大きな値引きにつながりました。
根性がある人は、2年ほど「建てる気があるけど建てなーい」を続けてみると、相手がしびれを切らして値引きしてくれるかもしれませんよ(笑)
値切り交渉なしに500万の値引き!●●選びだけでラクに節約した我が家
最後は、我が家の話です。
我が家は注文住宅を建てたのですが、値引き交渉なしに500万もの節約にし成功しました。
しかも、誰でもできて、確実に値下げができる方法です。
それは・・・
ハウスメーカー選びを徹底したこと!!
では、なぜハウスメーカー選びだけで500万も値引けたのか?
それを説明するには、少しショッキングな「住宅業界の裏側」をお話をしなければなりません。
これは中古でも新築でもそうですが、家を売るときには、住宅会社にとっての“利益”が必要です。
建材費用などの純粋な「家の価格」に、住宅会社の利益が乗っているんですね。
利益がないと、家を売る会社は成り立たないので、利益が上乗せされているのは仕方がないことです。
ですが・・・!
その”上乗せされている金額の大きさ”は、ハウスメーカーによって違います。
ある住宅メーカーに勤めていた営業マンに聞いたところ、そのメーカーでは「1棟あたり1000万ほどの上乗せ費用があった」と言っていました。
我が家の場合は、企業努力によって、上乗せ費用(利益)が他と比べて大きくなりすぎない住宅メーカーに家づくりをお願いしたんですね。
【上乗せ費用が多いOR少ない】については、いろんなハウスメーカーや工務店で話を聞いたり、実際に見積もりをもらったりして、
同じ工程でも価格が違うところがあるな。なんでだろ?
と比較したんですね。
そのおかげで、他社メーカーで建てるよりも安くて、質のよい家を建てることができました^^
※我が家のハウスメーカー選びの秘訣は以下の記事に書いているので参考にどうぞ
この値切り手法であれば、2年もごねたり(笑)、決算期でないと使えないというわけではないので、私個人的にはオススメの方法ですね^^
家の価格は摩訶不思議!値下げ交渉はやってみた者勝ち
私自身、実際に家を建ててみて思うことは・・・
「家の価格って、結局よくわからんな」ということです。
これは、値下げ交渉が上手く行った「建売の友人」も言ってましたね。
決算期だからと言って値段を下げる。
こちらが買うのをしぶれば、さらに下がる。
「建物の値段って、あってないようなものなんだね」と言ってましたww
もちろん、住宅会社も、「ここまで下げたら損!」っていうラインまでは値引かないはずですが、元値だと利益部分が多くて、ちょっと値引いても大丈夫なのでしょうね^^;
ただ・・・
ストレートに「値段下げてよ!」とこちらが交渉をしたとしても、人気の家で誰かが買う見込みがあったら、相手も強気に出ます。
値引き交渉も難しいでしょう。
なので、“タイミング”っていう運も必要だと思います。
我が家としては、王道の「ハウスメーカー選びを徹底する」ってところで節約できたので、そちらの手が確実かもしれませんね↓
「できれば注文住宅が欲しいけど、予算が・・・」 「我が家に変えるのは中古か安い建売くらいかな・・・」 そう思っているのであれば、何も言わずにこの記事を最後まで読んでみてください。 きっと、「我が家でも憧れの注文住宅が買え …
素敵なマイホームが手に入りますように★
注文住宅が欲しいけど何からはじめていいかわからないアナタへ
「できれば注文住宅を建てたいけど迷ってる・・・」
「そもそも買えるかどうかわからない・・・」
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
我が家の経験上、やった方がいいのは『いろんなハウスメーカーを知ること』です。
というのも、注文住宅の値段と質は、メーカーによってマチマチ。
同じ広さの家でも、メーカーによって値段が違う。
建材や外壁などの質も、メーカーによって違う。
そんなことが、住宅業界では当たり前のようにあるんですね。
実際、我が家の場合は・・・
あるメーカーでは「最低2500万はないと無理です!」と言われましたが、あるメーカーでは「他メーカーと同等以上の質で1400万あればできます」と言われたことがあります。
我が家が年収300万円台で注文住宅をゲットできたのは、ハウスメーカー探しを徹底したから。
よりたくさんのハウスメーカーを知ったからこそ、
「他では無理と言われてしまった予算でも、完全オーダーメイドで質が高い家を建ててくれるハウスメーカー」に出会うことができたんですね。
↑手に入れた我が家です
では。たくさんのハウスメーカーを知るにはどうすればいいのでしょうか?
住宅展示場やモデルハウスに地道に通うのが確実ですが、これには大変な労力がかかります。
我が家の場合は、子供4人を連れてハウスメーカー訪問し、子供たちが女性社員におもちゃやジュースでご機嫌をとられ、
半強制的に営業マンのトークを聞かされることになり、「ちょっと見に来ただけなので帰ります」と言えずに2~3時間も拘束される。。。
こんな悪夢を、ハウスメーカーに訪問するごとに経験しました><;
なので、
「どんなハウスメーカーがあるのかな?」
「我が家でも買えるような価格帯のメーカーはどこ?」
といったことを知るのであれば、【カタログ請求】がオススメです。
価格や間取り、デザインなどは、カタログにみんな書いてありますからね。
我が家も実際にカタログ請求をしてみたら、モデルハウスで延々と聞かされた営業トークの内容がカタログに載ってて、 「あの苦労はなんだったんだろう・・・」と笑いがこみあげてきました^^;
しかも!
便利なことに、パソコンやスマホから「建築予定エリアのハウスメーカー」のカタログを一括請求できるサービスがあるんですね。
自分で「どんなハウスメーカーがあるんだろう?」と調べなくても、エリアに対応しているメーカーを勝手にピックアップしてくれちゃいます。
我が家がカタログ請求したときは、全く名前も知らなかったけど、オシャレで予算内で家を建てられるメーカーが出てきてビックリしましたよ~
カタログ一括請求サイトはいろいろありますが、私のおすすめは【タウンライフ家づくり】です。
このサイトだけ、カタログと一緒に「資金計画書(見積もり)」が同封されてくるんですね。
もちろん、間取りやデザインを詳細に決めていない段階での見積もりは、あくまで目安にしかなりませんが、お金のことをしっかり把握しておくことは大事。
我が家も、見積もりをもらって「お金の見通しが立ちそうだ!」と確信を持てたからこそ、注文住宅を建てると決めることができました。
ハウスメーカーは本当にたくさんありますから、知らないで「どうせ買えない」と諦めてしまうのはモッタイないです。
我が家はあきらめずに、いろんなハウスメーカーを訪問して、可能性を探って本当によかったと思っています。
やっぱり、一生に一度の大きな買い物くらい、妥協せずに自分たちが気に入ったものにしたい。
建売のように、周りと同じデザイン・誰かが決めた出来あいのものはイヤ。
どこにもない自分たちが決めた色・デザインで、自分たちが暮らしやすい間取りがいい。
「やっぱりこっちがいいかな?」「こういうのなんてどう?」って、家族でワイワイ話しながら作った家がいい。
私はそう思ったし、実際にそうやって作った家は愛着があります。
宝物です♪
だから、やれることは全部やってみたらいいと思います。
まずは、より多くのハウスメーカーを知るためにカタログ請求をしてみると、選択肢が広くなるはずですよ!
※カタログ請求の具体的な流れは、下記の記事に書いてあるので、気になる方は参考にしてみてくださいね↓
「モデルハウスに行くと営業でグッタリ・・・」 「カタログだけもらえればいいのにっ!!!」 なんてことありませんか? ぶっちゃけ、カタログだけ手に入れることができればいいですよね。 モデルハウスや住宅展示場に「ちょっと見に …