
この記事では、「ローコストでも質がよい家を手に入れることができた秘密」を書いていきます。
我が家が手に入れた家は、「ただ単に安い」わけではありません。
安いけれども、建材の質が高く、長持ちする家です。
建売などの一般的な安い家は、寿命が30年と言われていますが、我が家は50年寿命を想定し、家の基礎部分から、設計や建材が違います。
また、一般的な家だと5年~10年に一度、家の外壁のメンテナンス(1回50万~100万)が必要ですが、
我が家は、グレードが高い外壁を使っているので、20年に一度で大丈夫です。
建築費用だけでなく、ランニングコストも安いです。
こんな風に建材にいいものを使っている家って、通常は値段が高く、年収300万円台の我が家が買えるわけがありません。
実際に、建材にいいものを使っている高級メーカーさんに提示された価格は、我が家には手が届かないような金額でした。。。
どうして我が家はそんな家を手に入れることができたのか?
その秘密――
「ハウスメーカー選び」について書いていきますので、ぜひ記事を読むだけに終わらずに、実践していただければと思います^^
もくじ
知る人ぞ知る住宅業界の裏事情!価格が高い家だけが長持ち&質がいいとは限らない
住宅の価格は、ハウスメーカーによってマチマチです。
同じ建築面積でも、●千万も価格差があったりします。
- 高い家 = 質がいい
- 高い家 = 長持ち
と思うのではないでしょうか?
実際、高い家はいい建材使ってますし、長持ちということを売りにしていたりします。
しかし・・・!
『長持ち&質がいい』というのは、“高い家だけとは限らない”のです。
我が家は建物だけで3000万とか5000万とか、そういう家は買えませんでした。
価格帯でいったら、建築価格が1500万。
ローコストと言われる価格帯の家です。
しかし、ローコストの割に『長持ち&質がいい』家を買えました。
土台や建材にこだって作られており、内装も他のローコストメーカーに比べていいものを使ってもらっています。
こんな風に、ローコストな価格帯でも、建築をお願いする住宅会社をきちんと選べば、『長持ち&質がいい』家を建てることも可能なんですね。
私ら、低所得世帯にとっては、家に住んでる間にかかる費用も大事になってきます。
たとえば、
- 家のメンテナンス費用(壁の塗り替え費用1回100万が、壁の建材によって20年に一回か5年に一回か)
- 日々の冷暖房費用(断熱材の質、窓の保温性が冷暖房費に関係してくる)
- 内装のグレード(キッチンや台所などの使いやすさ・清掃のしやすさが変わってくる)
こういった、地味に日々関わってくるお金というのも、家の質によって変わってきます。
なので、ローコストで家を建てるのはもちろんのことなんですが、『家の質』も考慮しながらハウスメーカー選びをしていくことが大切です。
では、ハウスメーカー選びのときに心がけることは何なのでしょうか?
家の質を見極める、3つのポイントがあります。
家の質を見極める3つのポイントとは・・・?
- とにかく数を見る
- モットー・信念を聞く
- 営業マンの人柄・雰囲気をみる
1つずつ解説していきます。
【見極め方1】とにかく数を見る
私の経験上、とにかく比較をすることが大事です。
それも1つや2つじゃなくて、できるだけ数多くがポイントです。
できるだけ数多くのハウスメーカーを見ることで、それぞれのハウスメーカーの価格や、家の質が頭にストックされていくんですね。
たとえば、

このメーカーの家は1400万だけど、安さがウリなだけだな・・・

この会社は、同じ1400万だけど、建材にもこだわりがあるな・・・
とか、数をみて目を養えば養うほど、価格と質のバランスがわかるようになってきます。
住宅展示場でもいいし、ポストにチラシが入っていた工務店でもいいので、とにかく数を見てみましょう。
あ!見学して話を聞くだけじゃなくて、見積もりを貰うのが大事です。
少しでも気になるメーカーがあれば、見積もりをもらってください。
よくチラシに書いてある「30坪1200万円から!」みたいな謳い文句は本気にしてはいけません。
あれは・・・
建物だけの価格で工事費が入ってなかったり。
使われている建材が最低ランクだったり。
希望の間取りにするにはいちいちオプション費用をとられたり。
・・・という感じで、”本当の価格”ではありません。
私が家を建てた会社は、「不誠実な価格表示をしたくない!」ということで、工事費・設計費込みの【誠実な価格】を提示してくれましたが、
それまでに見積もりをもらった3社のハウスメーカーでは、「話を聞いてみたら価格が全然違う!」っていうことだらけでした。
なので、営業マンの話を鵜呑みにせず、キッチリ見積もりをもらうことが大事です。
とにかく数をみる。
そうやって目を養うことで、「価格に対して家の質はどうなのか?」がなんとなーくわかるようになってきますよ!
補足:“数を見て目を養う”にはカタログ請求という手も!
目を養うには、モデルハウス通いだけでなく、『カタログ請求』という手もあります。
わざわざモデルハウスに行って営業マンのトークを聞かなくても、カタログを見るだけで以下のことはわかります。
- そのハウスメーカーのモットー
- 住宅会社の特徴
- 価格
- デザイン
- 参考の間取り
また、家のカタログは、住宅知識をつけるための勉強にもなります。
カタログには、それぞれのメーカーでこだわっている部分がクローズアップされるため、建材の話なんかも載っているんですね。
窓や外壁といった、細かい部分の建材の知識もつきます。
建材の知識があれば、「ただ安いだけの家」と「安いけど質が高い家」の違いがわかるようになってくるので、『安物買いの銭失い』を防ぐこともできます。
しかも、カタログは本と違って無料!
家族で「こんな家がいいよね~」とワイワイ話しながら、楽しく住宅知識が身に着きます。
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【見極め方2】モットー・信念を聞く
ハウスメーカーを見比べるときは、その会社の「モットーや信念」をみるようにしましょう。
たいていは、勝手に営業マンがしゃべり出します(笑)
- 地震に強い家
- 低価格でも丈夫な家
- 自然素材で子供に優しい家
- デザインに優れた家
などなど。
その会社が目指しているものを聞いてみましょう。
それだけで、自分たちに合った家を作ってくれる会社を見分けることができます。
ちなみに我が家は、「低収入な子育て世代こそ、質の高い家を持ってほしい」というモットーを聞いて、「この会社なら信じていいかも」と思えましたね。
【見極め方3】営業マンの人柄・雰囲気をみる
類は友を呼びます。
ハウスメーカーが本当に誠実で、素晴らしい会社であれば、そういう雰囲気の人が営業さんだったりします。
私は、ハウスメーカー巡りをしていたとき、いろんな営業さんとお話しをしましたが、
「お客に無理な住宅ローンを組ませる」
「純粋な建築費用よりも大幅に上乗せした料金を請求する」
といった住宅業界の闇にうんざりしている営業さんがいました。
そういったお客さん思いで誠実な営業マンというのは、同じくお客さん思いで誠実な会社に流れつくんですね。
営業さんの人柄や雰囲気をよくみてください。
営業トークで無理に契約を結ばせようとしたり、”背伸びしなければならない金額の家”を薦めようとしてきませんか?
逆に、「お客さんの幸せのために!」というどっしりとした雰囲気があったり、「お客の疑問や不安には何でも答えよう!」という姿勢が見られますか?
もし、営業さんと打ち解けることができたら、下記の質問をしてみるのもいい手ですね。
- なぜこの会社で働いているのか?
- 住宅営業はどんな気持ちでやっているのか?
住宅に熱い思いがあり、誠実な営業さんであれば、こちらが納得できる答えを話してくれるはずです。
営業さんが誠実だと判断できたら、その人がいる会社は「お客さん思いで信頼できる」と判断する材料になりますよ!
※お客さん思い = お客に不誠実な売り方をしない
まとめ!年収300万円台でも質が高い家を買えたのは【ハウスメーカー選び】がポイントだった
低予算で質が高い家を買うポイントは、『ハウスメーカー選び』です。
ハウスメーカーを見極めるためのポイントは、以下の3つ。
- とにかく数を見る
- モットー・信念を聞く
- 営業マンの人柄・雰囲気をみる
この3つを意識してみてください。
少し面倒かもしれませんが、ハウスメーカー選びを徹底するだけで、出来上がる家の質が全然変わってきます。
中古住宅や、みんなと同じデザインで安っぽい建売で我慢しなくていいんです。
「どうせ注文住宅なんて買えない・・・」と諦めるまえに、”とにかく数を見て”、夢を叶えてくれるハウスメーカーを探しあてましょう。
ハウスメーカーをたくさん見てください。
営業に捕まったりするのが嫌だったり、モデルハウス見学の時間があまり取れそうでなけば、カタログ請求からはじめてみるのも手です。
地道に訪問するよりも、ずっと効率的だったりしますよ。
※実際に私がカタログ請求をしてみてどうだったか?については、『体験談!ハウスメーカーのカタログ一括請求サイト使ってみた』を読んでみてくださいね。
ぜひ、できるところからやってみていただければなぁと思います!
※「年収300万でも注文住宅手に入れる秘訣」をメールマガジンにて公開しています。
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