
「注文住宅の予算ってどう決めたらいいんだろう・・・・?」
って悩みますよね。
この記事では、我が家が実際にマイホームを建てたときにやっていた【予算の決め方】を紹介します。
また、
- 家を建てるのに総額いくらかかったのか?(土地込み)
- 注文住宅の購入費用の全国平均
も書くので、ご自身の予算決めの参考になさってください^^
もくじ
注文住宅の予算の決め方はこうでした!我が家のケース
我が家の場合ですが、予算決めは、一回でスパーンとは決められませんでした。
思い返してみると全部で3回、予算決めと修正を行っていますね。
やっぱり、途中で「現実と理想のズレ」が生じる・・・
なので、我が家は以下の3ステップで予算を決定しました。
【ステップ1】住宅ローンシミュレーターで無理のない返済額を探る
一番はじめにやったことは、住宅ローンシミュレータというアプリで、「自分たちに無理のない返済額を探る」ことでした↓
↑のように、借り入れ金額と金利を設定すれば、自動的に月々の返済額を計算してくれます。
上の例でいくと・・・
家の費用 : 2500万
金利 : 1%
この条件で35年ローンを組むと、月々の支払いは70571円。
こんな感じで、「いくらの家を買ったら月いくら支払いになるのか?」を探っていき、自分たちにとって無理のない金額を探るようにしましたね。
我が家の場合は、最初はとても予算が少なく(笑)、純粋に家計のことを考えたら、理想の月の支払額は5万円台。
総額2000万までの家が、最初の予算となりました。
でもまぁ、この予算で注文住宅は無理があるわけで・・・^^;
次の段階で現実を知り、予算を修正していきました。
【ステップ2】理想と現実のギャップを修正
最初に決めた予算を重視しながらも、ハウスメーカーで見積もりをもらっていると・・・
現実と理想のギャップが大きいことに気づきました。
たとえば、我が家は土地込みの予算が2000万。
けれども、ハウスメーカーの見積もりを見てみると、土地を買うなら最低3500万は必要だ!と。
予算と現実の価格には1000万の差がありました。
でもだからといって、ハウスメーカーが言うままに予算を引き上げるのではなく、
家計の見直しをすることで月いくらまで出せるのか?を計算し直しました。
具体的には、
- 生活にかかっている費用をすべて紙に書き出す
- いらないものを削る
- オール電化の家なら光熱費が削減されるからそれも考える
といったことをやりました。
とくに、生命保険は見直しましたね。
住宅ローンには団信保険というのが必ずついていて、名義人が死亡した場合にはローンがチャラになります。
なので、夫に掛けていた死亡保険は削りましたね。家さえのこればなんとか暮らしていけるので(笑)
結局。
「3500万の家はどう頑張っても買えない!」という結論に至りましたが、予算は少し引きあがって、7万円台ならOKになりました。
なので次は、7万円台という予算でハウスメーカー探しをすることに・・・
そして運よく、低予算で家を建ててくれる住宅会社に出会えたので、最終段階に突入しました。
【ステップ3】住宅ローンの審査結果をみて⇒決定
自分たちで予算を決めたとしても、住宅ローンの審査結果がどうなるか?はわからないので・・・
最後は住宅ローンの結果を見て、予算を最終決定しました。
我が家の場合は、2660万まで貸してもらえることがわかったし、その金額だと月々の支払いもしていける算段がありました。
なので、2660万で決定。
この予算を遵守して、家づくりを進めていきました。
ハウスメーカーの担当者にも、「これ以上は絶対無理だからね!」と念を押し(笑)、土地探しのレクチャーもしてもらい、予算内になんとか収めました。
・・・というわけで、予算の決め方ですが、我が家の経験上は
家計に無理のない予算を探る(理想の金額)
↓
打ち合わせで理想と現実のギャップを知り、修正
↓
住宅ローン結果をみて修正OR最終決定
この順番でやっていくと、ちょうどよい予算が決められるんじゃないかなぁと思います。
やっぱり、予算は自分の頭だけで考ると、現実とズレてしまうのでね^^;
ハウスメーカーの意見を聞きつつ、自分たちの生活費も考慮しながら、バランスのとれる金額を予算にしていくことが大事です。
とはいえ!
予算を決める際には、「他の家はどうだったの?」というのも気になりますよね?
我が家は2660万が予算でしたが、全国平均は・・・
注文住宅を建てるのにかかったお金!全国平均はいくら?
国土交通省の『平成29年度 住宅市場動向調査報告書』によると・・・
「土地なし建物のみ」にかかったお金は?
全国平均は、3,073 万円。
三大都市圏平均は 3,015万円だそうです。
※三大都市圏は、東京都区部・大阪府大阪市・愛知県名古屋市の範囲
「土地込みの注文住宅」にかかったお金は?
全国平均で 4,334 万円。
三大都市圏平均で 4,472 万円。
全国平均を元に考えると、だいたい予算として、
- 建物に3000万
- 土地に1300万~1500万くらい
を考えておけば、注文住宅を建てることが、かなり現実的かなぁという感じですね。
我が家の場合は、全国平均と比べると、土地込で1500万少ないわけで・・・^^;
かなり厳しい予算だったとは思いますが、なんとか家を建てられたので、なにも全国平均を基準として予算を決めなくてもいいと思います。
参考程度にしておくといいかもしれませんね!
注文住宅の予算は状況を見ながら修正!現実と理想のバランスを考慮すべし
注文住宅の予算決めは、なかなか難しいです。
かといって、ハウスメーカーに言われるがままの金額を払ってしまうと、自分たちの生活が危うくなる可能性があるので、
家計とのバランスを考慮して、「これ以上は出せない!」というボーダーラインをしっかり決めておくことが大事です。
我が家の場合は、以下の3ステップで予算を決めました↓
家計に無理のない予算を探る(理想の金額)
↓
打ち合わせで理想と現実のギャップを知り、修正
↓
住宅ローン結果をみて修正OR最終決定
マイホームへの熱が上がっているときは、冷静な判断がしづらいもの。
「家が欲しい!」気持ちが先行していると、「ちょっとくらい予算オーバーでもいいか」と悪魔のささやきが聞こえたりします(笑)
けど、あとで苦しむのは自分ですからね^^;
そうならないためにも、ハウスメーカーを訪問するときには、家計の内訳と、だいたいの予算を書いた紙を持っていくことをオススメします。
我が家は、契約を迫られるであろう打ち合わせには家計表を持参してました。
そして営業マンが席を離れたすきに、夫と予算のことを話し合って「このハウスメーカーと契約するか?」を決めてましたね(笑)
今思えば、これのおかげで道を踏み外さないでいられたなぁと思います^^
ぜひ、やってみていただければ!
素敵な注文住宅が出来上がることを祈ってます★
注文住宅が欲しいけど何からはじめていいかわからないアナタへ
「できれば注文住宅を建てたいけど迷ってる・・・」
「そもそも買えるかどうかわからない・・・」
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
我が家の経験上、やった方がいいのは『いろんなハウスメーカーを知ること』です。
というのも、注文住宅の値段と質は、メーカーによってマチマチ。
同じ広さの家でも、メーカーによって値段が違う。
建材や外壁などの質も、メーカーによって違う。
そんなことが、住宅業界では当たり前のようにあるんですね。
実際、我が家の場合は・・・
あるメーカーでは「最低2500万はないと無理です!」と言われましたが、あるメーカーでは「他メーカーと同等以上の質で1400万あればできます」と言われたことがあります。
我が家が年収300万円台で注文住宅をゲットできたのは、ハウスメーカー探しを徹底したから。
よりたくさんのハウスメーカーを知ったからこそ、
「他では無理と言われてしまった予算でも、完全オーダーメイドで質が高い家を建ててくれるハウスメーカー」に出会うことができたんですね。
↑手に入れた我が家です
では。たくさんのハウスメーカーを知るにはどうすればいいのでしょうか?
住宅展示場やモデルハウスに地道に通うのが確実ですが、これには大変な労力がかかります。
我が家の場合は、子供4人を連れてハウスメーカー訪問し、子供たちが女性社員におもちゃやジュースでご機嫌をとられ、
半強制的に営業マンのトークを聞かされることになり、「ちょっと見に来ただけなので帰ります」と言えずに2~3時間も拘束される。。。
こんな悪夢を、ハウスメーカーに訪問するごとに経験しました><;
なので、
「どんなハウスメーカーがあるのかな?」
「我が家でも買えるような価格帯のメーカーはどこ?」
といったことを知るのであれば、【カタログ請求】がオススメです。
価格や間取り、デザインなどは、カタログにみんな書いてありますからね。
我が家も実際にカタログ請求をしてみたら、モデルハウスで延々と聞かされた営業トークの内容がカタログに載ってて、 「あの苦労はなんだったんだろう・・・」と笑いがこみあげてきました^^;
しかも!
便利なことに、パソコンやスマホから「建築予定エリアのハウスメーカー」のカタログを一括請求できるサービスがあるんですね。
自分で「どんなハウスメーカーがあるんだろう?」と調べなくても、エリアに対応しているメーカーを勝手にピックアップしてくれちゃいます。
我が家がカタログ請求したときは、全く名前も知らなかったけど、オシャレで予算内で家を建てられるメーカーが出てきてビックリしましたよ~
カタログ一括請求サイトはいろいろありますが、私のおすすめは【タウンライフ家づくり】です。
このサイトだけ、カタログと一緒に「資金計画書(見積もり)」が同封されてくるんですね。
もちろん、間取りやデザインを詳細に決めていない段階での見積もりは、あくまで目安にしかなりませんが、お金のことをしっかり把握しておくことは大事。
我が家も、見積もりをもらって「お金の見通しが立ちそうだ!」と確信を持てたからこそ、注文住宅を建てると決めることができました。
ハウスメーカーは本当にたくさんありますから、知らないで「どうせ買えない」と諦めてしまうのはモッタイないです。
我が家はあきらめずに、いろんなハウスメーカーを訪問して、可能性を探って本当によかったと思っています。
やっぱり、一生に一度の大きな買い物くらい、妥協せずに自分たちが気に入ったものにしたい。
建売のように、周りと同じデザイン・誰かが決めた出来あいのものはイヤ。
どこにもない自分たちが決めた色・デザインで、自分たちが暮らしやすい間取りがいい。
「やっぱりこっちがいいかな?」「こういうのなんてどう?」って、家族でワイワイ話しながら作った家がいい。
私はそう思ったし、実際にそうやって作った家は愛着があります。
宝物です♪
だから、やれることは全部やってみたらいいと思います。
まずは、より多くのハウスメーカーを知るためにカタログ請求をしてみると、選択肢が広くなるはずですよ!
※カタログ請求の詳しい内容や、実際にやってみて「どんなものが届くのか?」「しつこい営業はなかったか?」などを記事にまとめました。
気になる方は、下記をクリックして読んでみてください↓