家づくりをしていると、あれよあれよという間に総額が上がってしまうことが多いです。
そういうとき、住宅ローンを増額する形になりますが、仮審査のときと違う金額で融資を受けることは可能なのでしょうか?
「もし通らなかったら・・・」と思うと、ドキドキしてしまいますよね><;
かくゆう我が家も、最終的な金額は、仮審査を通過したときの金額とは違いました。
たしか100万UPだったかな。。。
【審査はどうなったのか?】と、【再審査に通るコツ】をお伝えしていきたいと思いますので、参考にしてください!
もくじ
住宅ローン仮審査の後に金額変更したらどうなる?
まず、仮審査のときより増額するには、再審査が必要になります。
仮審査(信用情報などの調査)
↓
本審査(最終決定)
“仮”審査といっても、すぐ融資できるように調査をしているので、最終金額が決まったからといって本審査になるわけではないです。
家の総額が変わっても、
ハウスメーカーが変わっても、
借り入れ状況が変わっても、
審査は1からやり直しになります。
我が家も、増額が決まってから仮審査をし直しました。
増額でも審査を通過できるのか?
再審査を通過できるのか?は、「返済比率内に収まっているかどうか?」で決まります。
返済比率とは、「その人が返済していける金額かどうか?」を測る基準です。
たとえば。
月の手取りが50万の人が、毎月の住宅ローン返済額を9万から11万にしたとしても払っていけそうですよね?
でも、月の手取りが25万の人が、毎月の住宅ローン返済額を9万から11万に変更したとしたら・・・
銀行としてみれば、返済してもらえるか心配なわけです^^;
自分の年収に合った金額しか借りられないので、それをオーバーしたら審査に落ちます。
ただ、銀行によって「基準」の甘さが違いますし、金利を上げるなどの別条件で対応する銀行もあります。
増額でも審査が通るかどうか?は、審査してみないとわかりません。
増額でも再審査を通過するコツ
「審査に通るかどうかはわからない」とはいえ、落ちたときのことを考えると、心配ですよね。。。
そこで、【再審査を通過するコツ】をお伝えしたいと思います!
前提 : 銀行によって審査基準が違う
銀行によって審査基準はマチマチです。
返済比率(年収に対しての返済額上限)も、30%~40%と銀行によって差があります。
なので、銀行Aで落ちたしても、銀行Bでは受かるってことも十分ありえるわけです。
再審査通過のコツ : 仮審査を受けた銀行にこだわらず複数の銀行で審査を受ける
「銀行によって審査基準が違う」という前提条件を考えると・・・
いろんな銀行に審査をしてもらえば、住宅ローンを増額できる可能性が高い!
ということになります。
実際、「ネット銀行の審査は厳しくて落ちたけど、審査がゆるめの地方銀行なら受かった」という話もあります。
我が家も3銀行で審査しましたが、銀行によって上限額がバラバラでしたからね(笑)↓
増額による審査落ちが不安だったり、
仮審査を通過した銀行にこだわりがないのであれば・・・
住宅ローンの滑り止めを用意するために、複数の銀行で再審査を受けるとよいでしょう。
特別条件で増額できることも!我が家の審査結果
我が家の場合、仮審査の時点で出ていた「MAX金額」より増えてしまっていたため、増額はなかなか厳しいものがありました。
通常ならできないところなのですが、ハウスメーカーの営業と銀行員さんが知り合いで(笑)
何度も銀行に駆けあってくれたおかげで、なんとか増額してもらえることになりました。
正確に言うと、上限額は変わってません。
保証料(130万くらい)を分割払いにしてくれたんですね。
月5000円ほど返済額が増える形に落ち着きました。
銀行とハウスメーカーの仲がいい場合は、我が家のように“奥の手”を使うことも可能なので、ハウスメーカーと仲のいい銀行に再審査をお願いするのもよいと思いますよ^^
結論!住宅ローンの増額はできるが、もしものために滑り止めを用意しよう
仮審査を通過した後でも、住宅ローンの増額はできます。
しかし!
銀行が「この年収で払いきれるか心配」と判断すれば、審査に落ちる可能性が高いです。
審査落ちすることも覚悟の上で再審査に臨みましょう。
できるだけ確実に審査に通りたいと考えるなら・・・
複数の銀行で住宅ローン審査を受けるようにしましょう。
銀行によって「審査基準」が違うので、そこに賭けるしかありません。
一般的には、ネット銀行やメガバンクより、地方銀行の方が審査がゆるいと言われています。
我が家も、無茶ぶりを聞いてくれたのは地方銀行でした(笑)
むしろ、メガバンクは始めから対象外だったかな??^^;
マイホームの夢で終わらせないためにも、ぜひ、いろんな銀行で審査を受けてみてくださいね。
住宅ローンにも“滑り止め”、大事ですよ!