
「24坪の家が900万円から!」
「全てコミコミ価格です!」
そんな広告を出しているローコストメーカー。
「それなら我が家でも新築が建てられるわ♪」
と思ってしまいがちですが・・・・
実際に、その値段で建てられるのでしょうか?
かくゆう我が家も、リノベーションを検討していたときに、

中古のリフォーム代に800万もかけるなら、900万の新築買った方が得じゃん!!
と、あるローコストメーカーに相談をしたことがあります。
結論から言うと、広告を鵜呑みにした我が家はバカを見ました。
「コミコミ価格」とか言っちゃってるけど、全然コミコミじゃなかったんですよ・・・
もくじ
ローコスト住宅コミコミ価格の真実!予算が足りないだと!?
我が家が相談したのは、全国展開しているローコストメーカー。
キムタクでテレビCMやってたこともあるし、名前を聞けばだれでも「ああ!」ってくらい有名なメーカーさん。
住宅展示場で、
「新築が900万円から!安心のコミコミ価格です」
って看板を見つけたから、話だけでも聞いてみようと思ったんですね。
ちょっと小太りな、40代くらいの営業マンが対応してくれました。
他の若い営業マンとは違って、見るからに雰囲気が違います。

やり手さんなら、話が早いしラッキー☆
と、心の中でガッツポーズをしながら、モデルハウスを見学。
いよいよ相談タイムになりましたが・・・
コミコミ価格そっちのけ!不思議な営業トーク

予算は、いくらくらいを考えていますか?

子供も多いし、将来お金がかかるので・・・土地と建物込みで、2000~2500万を考えてます

・・・・・・(難しい顔になる)。
この辺は地価が高いんで・・・もし仮に土地が1200万くらいだとしても、それは厳しいですね・・・
3000万くらいはないと
ええ~~~っ!!?
この瞬間に私の中ではハテナが飛んだ。
「コミコミ価格で900万」ならば、
なはず。
土地の仲介料や新築の税金がかかったとしても、諸経費は300万くらい?
それでも、「2500万で足りない」はない・・・
つまりは、「コミコミ価格」といいながらも、実際にはそのほかにガッツリ持っていかれるってこと??
私がフリーズしていると、営業マンは畳み掛けるように、夫に話しかけてきました。

どうせ家を建てるなら、新築の方がいいですよね。やっぱり新築の方が、「家を買ったぞ~」って気分になるじゃないですか?

そうですね~。やっぱり中古より新築がいいかなぁ~って思ってます

お気持ちわかります。それに、お子さんたちのことも考えると、大きい家を建てたいですよね。

はい

予算のことも、そんなに気にしなくていいと思うんですよ。・・・だって、奥さんも働きますよねぇ??
つまり、この営業マンは「2500万じゃ無理だから、予算を上げろ!!」と言ってるわけです。
いやいや、予算通りに家を建てたいから、お宅のモデルハウスに来たわけで(笑)
何言っちゃってんの!?状態。
その後も営業マンは、夫に「予算上げ」を説得。
私は「もう話すことはない」と見切りをつけ、子供の面倒に徹しましたね^^;
えーっと、つまりは・・・
ローコストメーカーのコミコミ価格は信じたらいけない!!
ということです。
我が家が話を聞いたハウスメーカーさんだと、私たちのイメージと実際の価格は500万以上の差があったように思います。
これは、私たちが訪問したローコストメーカーがたまたまだったわけではなく、「サラリーマンが家を建てたら・・」さんでも、以下のような体験談がありました。
990万円の家とはいえ、オプションがなくても諸経費を入れて総額1300万円はする。
しかも外構など、いくらでどのくらいのものが出来るか提案もないから、最終的な金額が全く掴めない。
これ以外にも掛かるのか?
結局、最終的にはまぁまぁの金額掛かりそう・・
そんな気がした。
ローコスト住宅と予算の現実より引用
我が家が世間知らずなのかと思いきや、案外騙される人が多いみたいですね。
メーカー側もわかっていて、わざと〝コミコミ価格”という表現をしているのでしょう。
結論!住宅メーカーのコミコミ価格は信用するな
「コミコミで900万円!」の表示は、たしかに魅力的。
でも、実際に見積もりをしてもらった方によると、「見えない工事費」がたくさんあるようです。
見積書を見て思ったことは当たり前の工事費用さえ、坪単価に含まれていない、ということ。
しかもよくわからない割増料金が多い。
ローコスト住宅と予算の現実より引用
ローコストメーカーは異様に安いんじゃなくて、「ただ安く見せているだけ」と言えます。
実際はそれなりにかかる。。。
「坪単価30万円台で家を建てようと思ったら、オプションだらけで坪60万になってしまった」なんて話も聞いたことがあります。
ローコストメーカー選びで迷っている方は、
「ちゃんと予算通りにできるのか?」
「どの程度のものができるのか?」
を確かめてから建物契約をするようにした方がよさそうです。
万が一、「お宅で家を建てます」と契約をしてしまうと、契約解除するときにお金がとられてしまいますよ!
詳しい見積もりをとってから、ハウスメーカーを決めるようにしましょう。
そして、

うちより安くて、よい家を建てられるところは他にありません!
なんて言葉にも惑わされないでくださいね。
実際に我が家も言われましたが、もっと安くてよい家を建てられるハウスメーカーさんがありました(笑)
営業マンの押しに負けず、予算に収まるところを見つけるようにしましょう。
理想の家づくり、あきらめないで!
注文住宅が欲しいけど何からはじめていいかわからないアナタへ
「できれば注文住宅を建てたいけど迷ってる・・・」
「そもそも買えるかどうかわからない・・・」
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
我が家の経験上、やった方がいいのは『いろんなハウスメーカーを知ること』です。
というのも、注文住宅の値段と質は、メーカーによってマチマチ。
同じ広さの家でも、メーカーによって値段が違う。
建材や外壁などの質も、メーカーによって違う。
そんなことが、住宅業界では当たり前のようにあるんですね。
実際、我が家の場合は・・・
あるメーカーでは「最低2500万はないと無理です!」と言われましたが、あるメーカーでは「他メーカーと同等以上の質で1400万あればできます」と言われたことがあります。
我が家が年収300万円台で注文住宅をゲットできたのは、ハウスメーカー探しを徹底したから。
よりたくさんのハウスメーカーを知ったからこそ、
「他では無理と言われてしまった予算でも、完全オーダーメイドで質が高い家を建ててくれるハウスメーカー」に出会うことができたんですね。
↑手に入れた我が家です
では。たくさんのハウスメーカーを知るにはどうすればいいのでしょうか?
住宅展示場やモデルハウスに地道に通うのが確実ですが、これには大変な労力がかかります。
我が家の場合は、子供4人を連れてハウスメーカー訪問し、子供たちが女性社員におもちゃやジュースでご機嫌をとられ、
半強制的に営業マンのトークを聞かされることになり、「ちょっと見に来ただけなので帰ります」と言えずに2~3時間も拘束される。。。
こんな悪夢を、ハウスメーカーに訪問するごとに経験しました><;
なので、
「どんなハウスメーカーがあるのかな?」
「我が家でも買えるような価格帯のメーカーはどこ?」
といったことを知るのであれば、【カタログ請求】がオススメです。
価格や間取り、デザインなどは、カタログにみんな書いてありますからね。
我が家も実際にカタログ請求をしてみたら、モデルハウスで延々と聞かされた営業トークの内容がカタログに載ってて、 「あの苦労はなんだったんだろう・・・」と笑いがこみあげてきました^^;
しかも!
便利なことに、パソコンやスマホから「建築予定エリアのハウスメーカー」のカタログを一括請求できるサービスがあるんですね。
自分で「どんなハウスメーカーがあるんだろう?」と調べなくても、エリアに対応しているメーカーを勝手にピックアップしてくれちゃいます。
我が家がカタログ請求したときは、全く名前も知らなかったけど、オシャレで予算内で家を建てられるメーカーが出てきてビックリしましたよ~
カタログ一括請求サイトはいろいろありますが、私のおすすめは【タウンライフ家づくり】です。
このサイトだけ、カタログと一緒に「資金計画書(見積もり)」が同封されてくるんですね。
もちろん、間取りやデザインを詳細に決めていない段階での見積もりは、あくまで目安にしかなりませんが、お金のことをしっかり把握しておくことは大事。
我が家も、見積もりをもらって「お金の見通しが立ちそうだ!」と確信を持てたからこそ、注文住宅を建てると決めることができました。
ハウスメーカーは本当にたくさんありますから、知らないで「どうせ買えない」と諦めてしまうのはモッタイないです。
我が家はあきらめずに、いろんなハウスメーカーを訪問して、可能性を探って本当によかったと思っています。
やっぱり、一生に一度の大きな買い物くらい、妥協せずに自分たちが気に入ったものにしたい。
建売のように、周りと同じデザイン・誰かが決めた出来あいのものはイヤ。
どこにもない自分たちが決めた色・デザインで、自分たちが暮らしやすい間取りがいい。
「やっぱりこっちがいいかな?」「こういうのなんてどう?」って、家族でワイワイ話しながら作った家がいい。
私はそう思ったし、実際にそうやって作った家は愛着があります。
宝物です♪
だから、やれることは全部やってみたらいいと思います。
まずは、より多くのハウスメーカーを知るためにカタログ請求をしてみると、選択肢が広くなるはずですよ!
※カタログ請求の詳しい内容や、実際にやってみて「どんなものが届くのか?」「しつこい営業はなかったか?」などを記事にまとめました。
気になる方は、下記をクリックして読んでみてください↓