最近、話題のリノベーション。
テレビや雑誌で、中古住宅の「ビフォーアフター」を見て、興味が出た人もいるのではないでしょうか?
私も、雑誌の「リノベーション特集」を見て、かなり興味を持ちました。
でも、いろいろと気になることもあり。。。
・家を丸ごとリフォームしたら新築と費用は変わらないんじゃないの?
・所詮中古だから、寿命短いんじゃないの?
・中古住宅の耐震性ってどうなの?
・本当にテレビでやってるみたいに新築みたいな家になるの?
リノベーションに興味はあるけど、疑わしい点はたくさんあるわけで。。。
地元のリフォーム会社に突撃して、いろんなことを聞いてきました!
もくじ
リノベーション住宅ってどうなの?費用・寿命・耐震性
それでは、営業マンを質問攻めにしてきた結果を書いていきたいと思います!
リノベーション費用はどれくらい?新築より安くなる?
なんといっても一番気になるのは、費用。
我が家は、「新築を買うほどの余裕はない。でも中古住宅ならイケる!」って収入区分なので、
リノベーションでいくらかかるのか?は大事な部分でした。
「中古住宅を改修したら、新築と同じ費用になっちゃったよ・・・」
なんてことになったら、困るわけですから^^;
で、
私が話を聞いた話によると、費用はだいたい500万~700万とのこと。
たとえば、1500万円の中古住宅を買えば、リノベーションして新築同様の見た目と使い勝手で、2000万円で済むってことになります。
35年ローン、頭金なしで考えると、月々5万6千円。(金利1%で計算)
これくらいの価格なら、我が家でも買うことができます。
「それなら欲しい!」と私も思ったわけですが・・・
まだまだ心配事項もあります。
遠慮せずにガッツリ聞いてみましたよ☆
リノベーションした中古住宅の寿命は?適切に手を加えられていれば80年!?
「でもでも!所詮、中古住宅なんだから、すぐに建て替えが必要なんじゃないの?」
というのも聞いてみました。
担当者さんがいうには、
リノベーションをすれば、30年40年は大丈夫!とのこと。
※寿命に関してはちょっと心配だったので、後日調べました(笑)
下記のサイトで詳しく解説してましたので、気になる人は参考にしてみてください。
とはいえ、中古住宅によって建物痛み具合が違ってくるので、事前調査は大事だそうです。
シロアリが入ってたりすると、その建物の寿命は短くなります。
なので!
中古住宅を買うときには、必ずホームインスペクション(住宅診断)をしておくことが大切。
中古住宅購入は、ネットで悪い噂をたくさんみかけますが・・・
失敗してしまう人たちは、ホームインスペクションをしていなかったがために、雨漏りやシロアリに悩まされる羽目になるようです。
中には悪質な不動産業者もいて、わざとホームインスペクションの存在を教えないんだとか。
私が話を伺った会社は、ホームインスペクションを無料でやってくれるそうです。
ホームインスペクションは、普通に頼むと10万円するそうですから、住宅診断をセットでやってくれる良心的な不動産会社を選ぶことが、中古住宅で失敗しない秘訣だと教えてくれました。
耐震性は大丈夫なの?耐震工事をすればOK。補助金が出ることも!
中古住宅の耐震性も気になるところですよね。
これも住宅診断を受けてみればわかることです。
・・・が、仮に「問題ない」と言われたとしても、10年20年前の家だと何かと心配ですよね。
そういう場合は、耐震工事をプラスすれば問題ありません。
私が聞いた会社では、費用は100万円。
しかも市町村から補助金がでるそうで、うちの市はちょうど100万円とか。
もちろん、耐震工事をした場合、最新の耐震法に合わせてやってくれるそうなので、安心していいそうです。
それに、昔に建てた家の方が、柱とかがしっかりしてるそうですよ。
これならリノベーションも安心してできるなぁ、と夫婦で頷いちゃいました。
なぜリノベーション住宅は安いのか?
リノベーションをすると、見た目も内装も新築並みになります。
しかも耐震性も安心。
子供が大きくなるまで住むこともできるし、メンテナンスを適切にしていけば子供の代でも住むことが可能です。
間取りや壁紙もある程度自由に決めることができます。
私たちが見せてもらった施行例では、壁をぶち抜いて広いリビングを作っていましたし、
住宅の構造上問題なければ、元々の間取りを変更することも可能だそうです。
なのに、新築より圧倒的に安いのはなぜか?
これも、リノベーション会社にしっかり聞いてきました。
元々の構造がそのまま使えるから、入れ物代がかからない
住宅をゼロから建てるとき、まずは建物の基礎をつくらなくてはいけません。
地盤が悪い土地だと、基礎代が高くつくこともあります。
また、家は「箱のようなもの」で、箱の中に部屋や設備を配置していきます。
中古住宅は、「基礎+箱」がもう揃ってるんですね。
それに、住宅の価値は年月を経ることになくなり、15年もすると建物の価値はほぼゼロ。
中古住宅の費用は、土地代だけ。
それに無料で上物がついてくるようなものなんです。
だからリノベーションにかかるのは、中身の設備と、ちょっとしたメンテナンス費用だけなんですね。
もちろん、住宅診断で問題がたくさん見つかった場合は、それだけリフォーム費用がかかりますが、新築で買うよりも安く済みます。
トイレ・風呂などの設備にかかる費用を抑えられる!
普通、新築を立てるときは、その住宅会社が選んだトイレやお風呂、キッチンなどの設備がセットになっています。
注文住宅なら、まだ設備が選べるかもしれませんが、建て売りの物件は全く選べませんよね。
実は、設備って値段の幅が結構あるそうです。
たとえば、
ある有名メーカーの「システムキッチンA」は、80万円します。
でも、
ある弱小メーカーの「システムキッチンB」は、
Aと見た目も機能もほぼ変わらないのに、価格は30万円。
これは、実際にショールームで見せてもらった例なんですが、本当に違いがないのに、価格差があるんです。
ネームバリューというやつが値段に影響しているようです。。。
中古住宅をリノベーションするときは、必ず設備を選ぶことができます。
また、リフォームの歴史が長い会社の場合は、いろんなところにコネがありますし、安くていい商品を扱っていたりします。
リノベーションをするときに、部屋の設備の価格に注意するようにしれば、リフォーム代金を節約することができるんです。
これは新築の建て売りや、住宅会社がおすすめするお任せプランの家では、できないワザかと思います。
リノベーションで気をつけること3つ!中古住宅を購入する会社選びが重要
最後に、私も含め、リノベーションを検討している人が気をつけなければならないことを、まとめておきます。
・中古住宅を買うときは、ホームインスペクション(住宅診断)を受けよう
⇒傷んだ住宅を買って損する心配がない
・「不動産+リフォーム」をやってる会社を選ぶ
⇒中古住宅の購入費用とリフォーム代で予算オーバーする可能性を防ぐ。住宅ローンを組むのがスムーズ。
・新築物件より格安で済むようにプランを立てよう
⇒いくらリノベーションといえど、あれもこれもとやっていては予算オーバーになりかねない。予算に合わせたプランを。
この3つの注意事項は、良心的な住宅会社ならやってくれることです。
なので、住宅会社選びで失敗しなければ、大丈夫!と言えます。
ここ2年、いろーーんな住宅会社を訪問してきましたが(笑)、「良心的な住宅会社」の条件は、
- ひとつひとつの細かい価格を明記している
- デメリットを隠さず説明
- お客にとって不利な場合は、住宅購入を勧めない
というところでしょうか。
逆に、こんな住宅会社は気を付けた方がいいです。
- メリットしか話さない
- 収入に対して目いっぱいの価格の家を薦めてくる
あくまで私の経験則ですがww
「年収300万円台でも家を建てる!」
「しかも子供が4人いても、無理のない返済計画で!」
ってことを目標に見てきたので、結構目は養われてるかも(笑)
最近は、「リノベーションが我が家にとってベストかな~」と、夫と話しています。
住宅ローンを通すために、いろいろ動いてたりもします。
また住宅に関する情報はアップしていきますので、お見逃しなく☆
↑こんな上から目線、ウソです。。。
よければまた、このブログを覗きに来てください!!><
後日談
結局、我が家はリノベーション住宅はやめました。
契約寸前までいったんですが、少し思うところがありまして・・・^^;
理由はこちら↓
新築を建てることにし、現在そこに住んでいます。
予算不足の我が家が、注文住宅を建てられた秘密も記事にしていますので、気になる方はどうぞ↓