「こんな間取りがいいな!」
「でも本当にこれでいいんだろうか・・・?」
--そんな葛藤を繰り返していませんか?
間取りは「家の住みやすさ」に大きく関係します。
ほんの数年だけ住むならまだしも、これからずーっと住む家だと思うと、間取り決めはかなり重要ですよね。
ちょっと怖い話ですが、間取りで失敗してしまったがために、家を手放してしまう人もいるそうです。
我が家も悩みに悩んで、先日やっと間取りを決めました。
↑スケジュールが詰まりすぎてて1週間しかなかったww
この記事では、短期間で住みやすい間取りを決めるために、我が家がやったことを書いていきます。
間取りで迷っている方の参考になれば幸いです。
もくじ
間取りはどうやって決める?短期間で住みやすい間取りを作るために我が家がやったこと6つ
我が家が間取り決めのためにしたことは以下の6つでした。
担当者に間取りを提案してもらう
「間取りを決めましょう!」って言われてもサッパリわからないので、我が家はまず、担当者さんが提案を聞きました。
というか、担当の営業マンが「伝説」って言われてるくらいの凄腕なので(笑)、こっちがお願いする前に間取り図は作成済み。
「この土地だったら、こんな家ができますよ~」って提案してくれていたんですね。
おかげで、
- どんな形の家が建つのか?
- 駐車場はどこなのか?
- 部屋は何個作れて、一部屋何畳なのか?
といったイメージが付きました。
ただし、私としては、営業さんが作ってくれた間取りにちょっと不満が・・・ひねくれ者なので、人に勧められたものを素直に買いたくない!
自分で考えて、納得してから買いたかったんです。
なので、自分で調べて、次の手を打ちました。
ゾーニングをしてみる
ゾーニングとは、周りの環境を考慮して家の配置を決めること。
たとえば、
「隣の家の窓はこの位置だから、うちはちょっとずらそう」とか、
「日当たりのいい南に庭を作るのがセオリーだけど、南は3階建てがあるから北に作ろう」とか、
ザックリとしたプランを立てる感じです。
道路の位置や、人の視線、騒音に配慮しながら、家の間取りをなんとなくザックリ決めてしまうのです。
ゾーニングは大手メーカーのモデルハウスに行ったときに教えてもらったのですが、「コレなしには家づくりできない!」ってほどオススメの方法らしいので、我が家もやってみました。
これをやってみてよかったことは、「自分の土地だけでなく周りの環境まで視野が広がったこと」でしたね。
たしかに、隣の家や、道路の人通りを考えておかないと、トラブルが起きて住みづらくなりそうです。
いろんな間取りを見てみる
間取りづくりの参考にするために、我が家はオープンハウスに行って、他人の家の間取りも見てみました。
家づくりをしている人は常にやっていることかもしれませんが、いざ間取りを作る段階になってみると、見方が全く変わってきます。
「わぁ~!素敵なおウチ~」なんて口では言ってても、
頭の中では「吹き抜けとか暖房費ムダじゃない?」とか現実的に考えるようになるんですね。
なので、間取り決めの段階でモデルルームに行ってみるのはオススメです。
あと私は、ネットで間取り図を検索してみていました。
自分たちの家と同じくらいの建坪の間取り図を見ては、階段の位置とか、収納場所を参考にしてましたね。
間取り本を読んでみる
間取り決め用の本も読みました。
間取りの基本を知っておきたいと思ったんですが、読んでみると目からウロコなことばかり!
配置の考え方や、部屋の用途ごとに気を付けることが詳しく書かれていて、勉強になりました。
間取りで失敗する確率を減らすことができたと思います。
理想の家の条件&理想のために削ってもいいところをリスト化
我が家は「理想の家の条件」を箇条書きにしていました。
たとえば、
「小さくてもいいから庭がほしい」
「洗濯物が多いから広いベランダがいい」
「子供部屋にはロフトをつけたい」
などなど。
メモしておくことで、担当者に伝え忘れがないようにしようとしたんです。
でも完全に理想を実現してしまうと予算オーバーになりかねないので、「削ってもいいところ」も箇条書きにするようにしました。
やっぱり一番重要なのは予算ですからね^^;
間取り決めで大切なのは、「何をGETして何をCUTするかの判断力」だそうです。
事実、このリストは担当さんと話すときにめちゃくちゃ役に立ちました。
条件のリスト化、おすすめですよ。
実際に自分で間取り図を書いてみる
我が家の場合は、実際に間取り図も書いてみました。
といっても、そんなキッチリしたものではなく、ボールペンで書いた落書きのようなものです^^;
でも、この効果は抜群!
担当さんが書いた図面の意図も汲み取れるようになりますし、ちょっとした気遣いも読み取れるようになります。
たとえば、
冬場に暖房費を節約するために階段前にドアを付けてくれてる!とか、
家事がしやすいように水回りを近くしてる!とか。
図面から担当者の気遣いを読み取りながらも、とりあえず、自分の理想が詰まった図面を書いてみたんですね。
結果、打ち合わせで担当さんに「全然ダメですね(笑)」って言われちゃいましたが、こちらのイメージは伝わりましたし、私がやりたいことを汲み取って新しい図面を書いてくれました。
おかげで、すっごくいい間取りができたと思います。
家のイメージは、口で説明するだけではなかなか伝わらないものですから、「こうしたい!」と理想があるなら図面にした方が伝わりやすいようです。
担当者さん曰く、「抽象的でよくわからない希望を言う人がいるから、図面を書いてくれるとイメージができて助かる」と言ってましたよ。
間取り決めの秘訣!「担当者と対等に話せる準備」がよい間取りを作る
間取りは「住み心地を決める」大事なポイントですから、慎重に決めたいものです。
我が家は一週間しか時間がありませんでしたが、以下の6つをしたことで、納得のいく間取りができました。
- 担当者に間取りを提案してもらう
- ゾーニングをしてみる
- いろんな間取りを見てみる
- 間取り本を読んでみる
- 理想の家の条件&理想のために削ってもいいところをリスト化
- 実際に自分で間取り図を書いてみる
我が家の間取り決めが終わって・・・
秘訣を考えてみると、やっぱり「担当者と対等に話せる準備」が大事だと思いました。
家づくりって、ある意味、「ハウスメーカーとお客の共同作業」。
だからこそ、どちらかに任せきりではいけません。
私たちお客には、家づくりの知識は全くありませんが、ハウスメーカーと対等に話せるようにしておく必要があります。
お客としては、間取りの知識なんてなくて当たり前だけど、理想はいろいろある・・・
ハウスメーカーとしては、これまでの経験上「こうした方がいいよ」っていうのはあるけど、お客には知識がないから納得してもらえない・・・
そういう対立した状態を、解消していかないと間取りは決められません。
私自身も、はじめに担当者から間取り図の提案を一方的にもらったときには、「どういう意図でこの間取りにしたの?」っていうのが、サッパリわからなかったんですね。
むしろ、「もっといい間取りがあるでしょ!」とか思っちゃったくらい(笑)
今思うと恥ずかしいことなんですが、間取りの基本を知らないとこういうことが起こります。
自分なりに勉強したからこそ、担当者さんの言い分がスッと納得できるようになったと感じていますね。
お客は、担当者と対等に話し合えるように準備しておく。
ハウスメーカーは、お客の理想がより良い形になるようなアドバイスをする。
それがよい間取りづくりの流れだと、個人的には思いました。
なんかエラそうに書きましたが、普通のことでしたね^^;
少しでも参考になれば幸いです!
一生に一度の家づくり、お互い頑張りましょう☆