住宅ローン借り換え中の我が家ですが、予想だにもしなかった事態になっています。。。
新しい銀行からの融資が振り込まれ、「あとは一括返済のための紙を1枚出すだけ」というところまで来たのですが、そこから問題が発生しました><;
夫婦喧嘩も勃発。
こんな目にあうの、うちぐらいだと思います・・・orz
もくじ
我が家が住宅ローン借り換えに失敗した経緯
我が家の失敗ケースは、かなりレアだと思います。
住宅ローンの借り換え作業は順調で、借り換え先の銀行から通帳にお金が振り込まれるまではスムーズでした。
事件は、夫が現在住宅ローンを組んでいる銀行に、一括返済をしにいったときに起こりました。
住宅ローン借り換えをしたいのにさせてくれない銀行
夫が一括返済の手続きをしようと銀行にいくと、猛烈な引き止めにあったのです。
”猛烈な引き止め”っていうのが本当にあり得ない内容で・・・
フツーなら「こちらは金利を下げますよ!」といった、お客にとってのお得感を出して交渉するものだと思いますよね。
でも、この銀行の引き止めはかなり違っていて・・・
「借り換えのとき、あんなによく知ってやったのに、恩知らずか?お前コラ!」
ってやつだったんです。
※直接こんな言葉は使ってませんが、そうとれるニュアンスで「あのときは大変だった」とか「他行さんで断れた金額をうちは出したのに」ってチクチク言ってきた
借り換えが当たり前の今、こんなこと言う銀行いないんじゃないかと思いますよ^^;
ぜひとも夫には、こんな文句に負けずに一括返済をしてきてほしかったのですが・・・
夫がおかしくなる!夫婦喧嘩も勃発
夫は、銀行に洗脳されて返ってきましたorz
正確にいうと、銀行の言い分をまともに受け止めてしまったようで、
「自分はそんな薄情者じゃない!」
「借り換えは絶対にしない!」
と言い出しました。
借り換えを途中でやめるといっても、借り換え先の銀行ではもう住宅ローンが執行されています。
通帳にも、2500万以上のお金が振り込まれていますし、手間賃は必ず発生します。
登記費用や事務手数料は自腹になるので、我が家は30万円の損害をこうむるわけです。
これはどうするのか?
夫に聞いたところ・・・
「自分たちのやったことだから仕方がない」とのこと。
つまりは、30万の損失を出してまで、今の銀行にとどまると言うのです。
銀行も、そうしろと。
一括で払えないなら、うちでカードローン組めと。
・・・ふざけんじゃねぇ!!!
かなり有り得ない提案です。
それを飲もうとしている、うちの夫もおかしいです。
銀行としては、「今と同じ金利で八大疾病保障もつける」と言ってきているらしいのですが、その保証だって、借り換え先の銀行と比べたら見劣りします。
全然、手厚い保障でもないのに、「ほら、あっちの銀行と同じでしょう?」とふんぞり返っていたとか。
もう、本当にあり得ない!
・・・と私は思ったわけですが、夫はそうは思っていません。
「お前が借り換えなんて言うから悪いんだ!借り換えなんて、恩知らずの世間知らずがやることだぞ!」
と意味わからんこと言ってきます。
たしかに、借り入れ時には尽力をしていただきましたし、会社の社長さんの紹介もありました。
でも、それはそれ。
銀行は利益が欲しいから尽力したわけだし、個人のローンと会社は関係ないと思うわけです。
・・・が、やっぱり私が世間知らずなのでしょうか?
最後は、夫に離婚まで言い渡されました。
損なのに引き止めに応じる羽目に・・・
夫はどうしても、今の銀行で住宅ローンを払っていきたいらしい。
でも、我が家の経済状況的に、20万の自腹は無理です。
「銀行のカードローンを組む」っていったって、金利でぼったくられるし、返済で家計への負担は大きくなります。
生活もままならなくなるでしょう。
本当は夫に交渉してほしかったのですが、夫は銀行の言いなりだと思ったので、私が電話して交渉することにしました。
担当は、銀行の支店長。
「個人の住宅ローンと会社は関係なく、私たちには銀行を選ぶ権利がありますよね?」と、最初にけん制しておく(笑)
また、「あくまでお金の問題であり、自分たちにとって得な方を選びたい」ということも伝えました。
当たり前のことを言っただけですが、相手に立場の再認識と、「引き止めるならどういう案を出すべきか?」を感じとってもらえたようです。
「奥様は会社勤めされてないから、こういうこと(恩を受けたら一生従うのが当たり前)がわからないんでしょうけど・・・」
ってブチブチ言ってきましたけど、代替え案を考えはじめてくれました。
その後も2回電話のやりとりをし、最終的に我が家が損しないような代替え案を持ってきてくれます。
金利を引き下げ、今と変わらない支払いで20万の損失金も払い終える案です。(20万ローンの金利も確認済み)
住宅ローンの総支払い金額も、借り換えるより安い予定。
「これなら引き止めに応じてもいいかな」と思えるところまで来ました。
がっ!!
金額に対しての保証内容は、借り換え予定先の方が上。
たとえば。
借り換え予定先の保証では、夫がガンと診断された時点で住宅ローンはなくなるのですが。
今の銀行でつけてくれる疾病保障だと、夫ががんになっても抗がん剤治療で会社づとめできる状態なら、住宅ローンはそのまま払い続けなくてはいけないのです。
この差は、めちゃくちゃ大きい!
今回の借り換えの目的は、「夫に何かあったときの補償」をしっかりしておきたかったことだったので、本当の目的は達成できなかった感じです。
ついてくる保証と金額的な差を比べると、絶対に借り換えた方が得なんですけどね^^;
夫がどうしてもと言うので、借り換えはしないことにしました。
住宅ローンの借り換えで失敗した原因!夫婦の価値観が違う
我が家が住宅ローンの借り換えで失敗した原因は、「夫婦の価値観の違い」だったと思います。
夫は、他人からの信頼や評価が大事。
私は、家族の利益と子供たちの安全が大事。
夫にとっては、
「家計と将来の安心が最優先で、過去の恩義はどうでもいい」
という私が、冷酷に見えたのかもしれません。
借り換えは夫婦で決めたことだったんですが、夫に責めたてられてもしょうがない・・・のでしょうか??
ちょっとモヤモヤしてますが、キレイごとだけでは子供4人も育てきれないと思っているので、私はこれからも私のままで行くのかも(笑)
夫には「もっと全体を見て、自分だけじゃなくみんなを守る選択を!」と願ってしまうですが、それも、私が私のまま変われないように無理なのかもしれませんね^^;
他人同士が一緒に住むって大変ですわ。。。
というわけで!
我が家の住宅ローン借り換えは失敗に終わりました!!
グスン><;
後日談・・・
このときの夫は「引き止めに応じる」態度でしたが、元の銀行がいろいろやらかしてくれたおかげで、借り換え続行となりました。
「銀行って、こんなにエグいことやるんだぁ~」
って驚きましたね^^;
人権も何もあったもんじゃない(笑)
決着までの経緯は、下記の記事に書いてますので気になる方はどうぞ~↓