「住宅ローンを借り換えするなら、低金利の今!」
と言われていますが、どうなのでしょうか?
金利が高い時代(3%とか)に家を建てた人たちは、借り換えた方が得なことは明白。
でも、すでに低金利のときにマイホームを買った人たちは、借り換えしても意味がないのでしょうか?
我が家は、新築してからまだ4か月。
「実際に借り換えてみて、得したのか?」体験談を書いていきたいと思います。
住宅ローン借り換えの目安は?一般的には金利差1.0%以上
我が家の体験談を語る前に、一般的に「住宅ローン借り換えの目安」と言われているラインはどんな感じなのでしょう?
調べてみると・・・
「残り期間10年以上、金利差1.0%、残高1000万以上」
というのが、ポピュラーな意見。
でも、低金利に突入してからマイホームを買った場合、1.0%も金利差が開くことなんてないでしょう^^;
まだ家を建てて間もない人は、借り換えしても意味がなさそうです。。。
が!
そんな中、「金利差0.3%あれば得する」と主張するサイトもありました。
借り換え残高が2000万円で残りのローン返済期間が20年の場合は、金利差が0.3%以上あると諸費用を支払ったとしても、金利差による総返済額の軽減メリットが上回る結果となっています。
つまり、0.3%金利差があれば借り換えをする意味があるということになります。
ちょうど、我が家が借り換えを決めたのが、金利差0.3%!!
実際、どれくらい得になったのか・・・?
包み隠さず書いていきます。
金利差0.3%でも得するのか?我が家のケース
我が家は、2660万の家を35年ローンで買いました。
現在のローンはこんな感じ↓
【現在】
金利 : 1.225%(変動)
支払 : 月77909円
残期間 : 35年
団信保険(死亡時にローン帳消し)
変動金利のくせにこんなに高いのは理由があって。
ちょっと裏ワザを使ってもらって、家にまわすお金を増やしてもらったからなんですね^^;
通常は、ローンに組み込むはずの保証料を、金利に上乗せする形にしてもらっています。
夫とも、「ちょっと金利高いけどしょうがないようね・・・」と話していました。
では、借り換えるとどうなるのか?
住宅ローンの支払いが始まってから間もないため、世の中的にも金利が大きく変わったということはありませんが・・・
【借り換えた場合】
金利 : 0.9%(変動)
支払 : 月74586円
残期間 : 35年
団信保険(死亡時にローン帳消し)
全く同じ条件で、月々3232円安くなるとのこと。
35年の総支払い額も、137万3745円も節約できるという結果になりました。
毎月、家計が苦しい我が家にとっては、たった3232円の違いでも嬉しいものです♪
ちなみに。
借り換えにかかる手数料や保証料は、金利に上乗せしてもらってます。
借り換えにかかる費用で家から持ち出すのは5000円ほど。
借り換えに負担がかからず、ローンの支払額が減るならやらない手はない!
ということで、借り換えを決めました。
結論!住宅ローン借り換えは金利差0.3%でも得
住宅ローンの借り換えは、低金利時代に借りたローンでも得する可能性があります。
我が家の場合、金利差0.3%でも、諸費用(登記費用・手数料)を含めてもプラスになりました。
「低金利のときに家を買ったから、借り換えなんてしても無意味!」
と思わずに、シミュレーションをしてみると、意外に安くなったりするんじゃないかと思います。
ちなみに。
我が家は借り換えをするときに、全疾病保障を新しくつけることにしました。
- 名義人が事故や病気で6か月間、就業不能になったらローン帳消し!
- ガンと診断されたら、支払い義務なし!
- インフルエンザや骨折で働けなかった月は、無料!(就業不能日がローン支払い日とかぶっていた場合に限る)
っていう、超安心な保証です。
夫がどうかしてしまったときに、私一人で子供4人育てていけるようにしておこうと思いました。
そのため、金利は0.4%上乗せされ、借り換え前よりも月々1853円多く払うことになっています。
35年の総支払額をみても、プラス77万6773円。
相対的な支払いは多くなったけど、今のローンにちょっと上乗せして安心を手に入れた感じですね。
こんな借り換えの仕方もあるので、ぜひ参考にしていただければと思います^^