住宅ローンに、ガン特約と疾病保証をつけるべきか?
迷いますよね。
私自身、家を建てるときは少しでも安くしたかったので、これらの保証は全く考えてなかったんですが・・・
実際にローンの支払いが始まると、保証が欲しくなってきました^^;
だって、「夫がもし倒れたら・・・」というのがリアルに感じられるようになったから。
ちょうど、住宅ローンの借り換えを検討しているところで、借り換え先の銀行から補償内容の提案をもらったので、真剣に考察してみようと思います。
がん特約と、8大疾病保証は、我が家にとって必要なのか?
損しないのか?
いろいろと調べてみました。
もくじ
住宅ローンにガン特約と疾病保証は必要?不要だと言う意見は?
ネットで調べてみたところ、必要派と不要派があったので、両方の意見を集めてみました。
【必要という人の意見】もしものときの安心感
「ガン特約・疾病保証はあった方がいい!」という人たちの意見としては、やっぱりもしものときの安心感が半端ないから。
夫の給料だけで家計が回ってるとか、もしものときに奥さんが働きに出られない状態とかだと、住宅ローンは心配の種になります。
事実。
我が家では、夫がバイクで転んだときに、就労不能になったことがありました。
当然、給料は満額出ません。
その上、自宅療養で「入院していない」ので、入院保険が支払われなかったんですね。
子どももまだ赤ちゃんで、私は働きに出られず。。。
貯金を切り崩して生活をしました。
それが今起こったら・・・
完全に破綻ですね^^;
我が家が今検討している住宅ローン保証プランだと、こういったケースも「その月の支払いがゼロになる」ので安心です。
とはいえ、
貯蓄がたくさんある家庭なら、“もしもの時の備え”があるので、入らない方が得かもしれません。
逆に、貯蓄が十分にある世帯ならば、ガン特約を付けるメリットは少ないかもしれません。他にも、通常のガン保険にしっかり加入しておりガンへの備えがばっちり、という人もガン保障付き団信の加入の必要性が低いといえるでしょう。
【不要という人の意見】リスクが高い年齢時に補償が少ない
「特約や保証は不要!」という人たちの意見は、一番保証が欲しい時にリターンが少ないというものでした。
家を購入したばかりのときは、住宅ローン残高がたんまりあるので、“もしものときの補償”も大きい。
月額5000円(例:金利0%)の保証料で、ローン3千万がチャラになったら、めちゃくちゃ得ですよね♪
がっ!!
若いときって、そうそう病気になりません。
細かい病気はあっても、ガンとか、就労不能のレベルには到底ならない。
ガンだって「2人に1人の確率で」って言うけど、なる確率が高いのはお年寄り。
ガッツリ年を取ったときには、住宅ローン残高はわずかだし、仮にガンになったとしても、補償は少ないです。
月額5000円の保証料を払って、残り100万のローンがチャラになってもなんか・・・
損した気分ですよね^^;
むしろ、それまで払ってきた保証料の方が高いという悲しい結果になります。
「千日のブログ」さんの意見がすごく的を射ていて、参考になりました↓
健康のリスクの高い人生の後半になるほど保障額が少なくなっていく
これが、千日が団信は金融機関の為の保険と考える一番の理由なんです。団信に疾病保障を付けただけでは安心ではありません。最初と同程度の保障を付与するには、ローン残高とライフステージに合わせて別途生命保険を掛ける必要性があります。
ガン特約・疾病保証の加入率はどれくらい?
必要・不要の意見を踏まえた上で。
「じゃぁ、加入者はどれくらいいるんだろう?」っていうのも気になりますよね。
ただ、残念ながら調べてもハッキリとした数字は出てきません。
私が実際に銀行員に、
これって、みんな入ってるんですか?
って直接聞いてみたところ、
“稀に入る方がいる”という感じですかね。
全力でオススメはしていますけど^^;
という回答でした。
うん、そう多くはないみたい(笑)
そもそも、お金に余裕がある人は他の保険をかけているだろうし、
うちみたいにお金がない家庭は、保証料を削るのかもしれませんね。
実際、住宅ローン借り入れ時の我が家の選択がそうだったので^^;
私が考える、ガン特約・疾病保証をつける条件
いろんな意見をインプットしたところで、私なりの【ガン特約・疾病保証をつける条件】というのを考えてみました。
ザっと、こんな感じです↓
●夫が倒れたときに住宅ローン払っていく自信がないなら、保証を付けておいた方が安心
●今掛け捨ての入院保険をかけているなら、金額と補償内容を比較して得なら乗り換え加入
●保証をつけるなら、住宅ローンの繰り上げ返済はしない
●保証料と住宅ローン残高が見合わないと感じるようになったら、繰り上げ一括返済
我が家は今、掛け捨ての保険に月4500円払っています。
入院したときに1日1万円を60日まで。
死亡したときに、500万円。
この保証内容で月4500円なので、月額5000円(金利0.4%)で住宅ローン特約に加入した方が、はるかに得です
。
そして、「もしものときのリターンを最大にしたい」なら、繰り上げ返済は最後の最後まで待ったほうがいいことになります。
50代とか、子供が成人して、大学やらなんやらでお金がスッカラカンのときに倒れた場合のことを考えると、これが一番得かな。
ローン特約に入るなら、せっせと繰り上げ返済せずに貯金!!!
で、
ローン残高が少なくなって、保証料がモッタイナイと思うようになったら、貯金で一括返済!
これで、保証料で損する可能性を低くできるのではないかと思いました。
我が家の結論!ガン特約・疾病保証に加入する
ここまで考察してきましたが、
我が家のように貧乏で、夫が元気でないと家計が回らない家庭は、住宅ローンに特約をつけた方がいいようです。
必要かどうかは、リスクに対する考え方や家計の状況などからそれぞれが判断することなので、一概には言えませんが、住宅ローンの返済リスクが高い人のほうがガン保険の必要度が高い人ということはいえるでしょう。
なので、我が家はガン特約と疾病保証をつけることにします!
実際、夫の祖母はガンで亡くなり。
父親は脳梗塞で寝たきり、兄弟には糖尿病で入院した人もいます。
マヂで不安すぎる・・・><;
借り入れ時に保証をつけて、サッサと安心をプラスしたいと思います。
もちろん、役に立たない入院保険をやめます。
家計のこともあるけど、最低限必要な保険だけ入っておけばいいと思っているので(笑)
というわけで、我が家の結論は、
夫に掛けてる保険(死亡・入院4500円)は解約し、住宅ローンにがん特約・疾病保証をつける
ということになりました。
ちょうど、借り換えすると金利が0.3%下がるので、保証を0.4%でつけても、月々の支払額は今とそんなに変わりません。
むしろ、今払ってる保険料が浮くので、嬉しいです^^
「がんと診断されたら住宅ローンはゼロ円!」
「ローン支払い日にインフルエンザだったら、その月の支払いなし!」
そんな手厚い保証なので、これからは安心です。
よかったよかった♪