ネット銀行や信託銀行と比べると、「住宅ローンが通りやすい」と言われている地方銀行。
大手銀行と比べると、顧客獲得チャンスが少ないため、審査をゆるくしているそうです。
実際、メガバンクや信託銀行で住宅ローン審査で落ちた人でも、「地方銀行なら受かった!」という話も、ネットではチラホラ。。。
しかし、本当に地方銀行の審査は受かりやすいのでしょうか?
また、お得な地方銀行を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?
実際に地方銀行で住宅ローンを組んだ経験から、比較サイトには書かれることのない、リアルな情報を書いていきたいと思います。
地方銀行は住宅ローン審査が緩い!?実際に家を建ててみた経験から言えること
「地方銀行は、本当に審査がゆるいのか?」
というと・・・私の経験上、「地方銀行は審査が甘い」は本当です。
なぜなら、借金総額が200万越えだった我が家でも、住宅ローンが組めたからです。
ちなみに、借金の内訳はこちら↓
・車の残債 110万円
・おまとめローン 130万円
「よくコレで家を買おうと思ったよね・・・」と自分でツッコみたいくらい、悲惨な状態です^^;
しかも、我が家が買ったのは、中古じゃなくて新築!
注文住宅です(笑)
どれだけぶっ飛んでるんだ~!?って感じですよね。
フツーの銀行なら、我が家なんかにお金を貸してくれないでしょう^^;
事実・・・
ろうきんではダメでした。
1円も貸してくれないというわけではないのですが、「この金額ならお貸しできますよ!」と言われた値段では、とてもじゃないけど中古も買うのが難しい感じでした^^;
工務店の営業マンが、コネを使って頑張ってくれたんだけれども、それでも審査に落ちてしまいましたね。。。
でも・・・
地方銀行なら審査に受かったんです!!
注文住宅OKになったんですよ~(もちろん、ローコスト住宅ですけど)
限度額の引き上げや、「ちょっと金利下げてくれない?」という交渉にも応じてくれました。
他の銀行では冷たい対応だったけど、地方銀行はとても親切にしてくれましたね。
なので、「地方銀行は審査がゆるい」は本当です。
我が家のように「他の銀行では審査に落ちてしまった・・・」という人は、地方銀行をあたってみるとよいでしょう^^
地方銀行の選び方コツ!住宅ローンは金利比較で選ばない
「なんとしても審査に通過したい!」
と言っても、できるだけ“お得”に借りたいですよね?
地方銀行は審査がゆるいけれども、「信用情報に難アリ」な人にお金を貸すときは、金利(貸出手数料)を多めにとります。
「この銀行しか審査が受からなかったから!」と、安易に契約をしてしまうと、金利でがっつりお金を持っていかれてしまうかもしれません。
実際に、家を手放す人の中には、「金利が高い銀行に借りたがために、毎月の返済の負担が大きかった」なんて人もいます。
そのため、金利が気になる人も多いと思いますが・・・
金利を比較してはいけません!!
なぜなら、審査してみると、店頭チラシやHPの金利と違うことがあるからです。
実際。
我が家も3つの銀行で仮審査をしてみたら、提案された金利は、店頭金利と違うものでした。
上限金額を上げるために「この金利だったら貸しますよ~」と条件をつけてきた銀行もありましたし、
「ちょっと金利高いから下げてよ!」と交渉に応じて下げてくれた銀行もありました。
なので、
実際に審査をするまでは、金利比較をしても意味がないんですね^^;
また、忘れてはいけないのが「保証料」。
銀行によってマチマチで、うちが審査した銀行だと【0円~130万】と大きな差がっ!
保証料の金額は、信用情報によって変わりますからね。。。
仮審査してみないと、”本当の金利”もわからないし、”保証料”もわからないのです。
地方銀行によっても、住宅ローンにかかる総額は、全然違ってくるのです。
だから、比較が大事。
マイホームの返済を少しでも安く抑えたいなら、必ず、複数の銀行で仮審査をしてから比較するようにしましょう。
安易に、審査が受かった銀行で契約をしてしまうのは、大きな損失を招く可能性がありますよ!
結論!住宅ローン審査に不安があるなら地方銀行にしよう
地方銀行なら、住宅ローン審査が緩いです。
我が家のように、年収が低かったり車のローンが残っている場合は、地方銀行で審査を受けた方が通過率が上がるでしょう。
大手の銀行で審査に落ちたからといって、あきらめる必要はありません。
近くの地方銀行でもいいし、信用金庫でもいいので、試しに審査を受けてみるといいですよ!
住宅ローン審査を受けるときは、必ず「複数の銀行で」受けることをお忘れなく。
より条件のいいところで借りるようにするのがコツですよ♪