私はつい最近までクレジットカードで130万の借金地獄に陥っていました。
しかも、夫に内緒で。。。
今は夫にすべてを告白し、「少しずつ返済」という形になっていますが、あの時の緊張感と言ったらなかったです。
一番追い詰められていた時期の様子も、このブログで語っています。
関連記事:実録!主婦が借金をしてしまう理由&首が回らなくなるまでの過程
かなり病んでました・・・><;
本当に辛かったです。
夫にも、めちゃくちゃ迷惑をかけました。(現在進行形)
とはいえ、私は元々、堅実な方でして。。。
(自分で言うのもどうかと思いますがww)
過去に、夫の税金滞納と、公共料金未払い・携帯料金未納・パチンコ癖でひどい目にあったことがあるので、
「自分はお金のことで家族に迷惑なんてかけない!」
と固く誓っていました。
「借金」自体も、「お金にルーズな人」も大嫌いでした。
なのに、自分が借金する人になっちゃったわけですが・・・(苦笑)
私の借金は自分の軽率さが招いた行為で、完全に自業自得です。
だけど・・・
今思うと、クレジットカード会社も、「人に借金させるのが上手かった」と思うわけです。
この記事では、私の経験をもとに、
「なぜクレジットカードで借金をしてしまう人が後を絶たないのか?」
「クレジットカード会社の怖い作戦とは?」
を書いていきたいと思います。
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もくじ
クレジットカードは怖いよ!使う人を借金地獄へと導く罠5つ
はじめてクレジットカードで借金をしてからの1年半・・・
あれよあれよと借金が膨らんでしまった理由を考えてみたら、5つの原因が浮かびあがりました。
1.タイミングがよすぎる増額通知
クレジットカードを使っていると、「使える金額の枠が広がりましたよ~」という「増額通知」がやってきます。
たとえば、
「あなたのショッピング限度額は、30万から50万になりました!」って感じです。
クレジットカードを日常的に使っていない人にとっては、関係ない話です。
増額通知が来ても、すぐにゴミ箱に捨ててしまうことでしょう。
ところがです!
カードの支払いが日常的になっている人、
お金に困っている人は、
この増額通知をみたときに、「まだ●万円借りられる!」「まだ人に相談しなくていい!」と思うわけです。
つまりは、「ここまで増えたら本気で借金問題を解決しなくちゃ!」っていうのが、先延ばしになるのです。
人間、追い詰められすぎると、判断力が鈍ります。
めんどくさいことは、ドンドン先延ばしにしちゃいます。
マヂで怖いです。増額通知。
私自身も、増額通知を受け取ったときは
「いや~!もう借金させないで!これ以上借りないからね!」
と思ったのに、結局お金に困ったときに増額分を使ってしまいましたからね。。。
2.大きく使っても月々の支払いは少ない「リボ払い」
「リボ払い」も本当に怖いと思います。
正直、私が借金地獄になってしまったのはリボ払いの影響が大きいと思っています。
大きな買い物をしても、月々の支払は少ないので、「大きな買い物をするときのハードルが低い」わけですよ。
なので、カードがなかったら絶対にしないような買い物をしちゃったりします。
私の場合は、「手に職をつけるための講座受講料」がはじめの大きな買い物だったのですが、カードがなかったら絶対に買いませんでした。
もちろん、その講座は大金を払うだけの価値があったと思いますし、学びにもなったので、後悔はしていません。
「クレジットカードがあったおかげで」と感謝すらしています。
・・・がっ!
その後、リボ払いの「経済的負担の軽さ」から、金銭的感覚が崩壊します。
- 新しい教材に手を出してみたり
- 借金返済より家族のおねだりを優先したり
- 借金返済分で足りない生活費をクレジットカード払いしたり
恐ろしいことに、リボ払いのおかげで、借金への危機感がなくなってしまたんですね。
ネットで調べたところ、多重責務に陥る人の一番の原因は「リボ払い」だそうです。
ショッピングにカードを使ってリボ払いしてたら、いつの間にか限度額越え
⇒他のカードを作って借金
⇒他のカードも限度額越え
⇒また他のカードを作る・・・
という恐ろしい無限ループにハマってしまうそうです。
ううっ、我が家もそれでしたね><;
リボ払い、ホント怖いですよ!!
3.まだ余裕がある!?限度額の見せ方が上手すぎる
クレジットカードには、必ず「限度額」がありますよね。
「ショッピングは50万まで。キャッシングは30万まで」って感じで。
・・・で、「マヂでクレジットカード会社怖い!」って私が思ったのは、限度額の見せ方。
普通なら、
「あなたの限度額は50万です。今は33万使ってます」って見せ方じゃないですか?
でも、クレジットカード会社によっては、
「あと17万使えます」って見せ方するんですよ!
これがスゴク怖いし、上手いの!!(若干、褒めてますww)
毎月、ギリッギリに追い詰められて生活してる側からすると、「あと●万円借りられます」って言われると、ちょっと安心しちゃうわけですよ。
「まだイケる!まだ大丈夫!」っていう錯覚を起こしちゃうんです。
そして、利息と借金が増えていく・・・
ホント、怖い><;
4.一括払返済の方法がわかりにくい
ネットでクレジットカードの支払方法を変更したことがある人はわかると思いますが、「残債の一括払い」ってネットからできないようになってます。
これは、私が使ってた4社のカードすべてでした。
なので、私はてっきり「残債の一括払いはできない」ものだとばかり思ってたんですね。
本当はコールセンターに電話かければ一発でできたんですが・・・
もっとわかりやすく、「一括返済できます!」って書いてほしいものです。
カード会社のQ&Aとか、結構調べないと、一括返済の方法も電話番号もでてきませんでしたから。
「なるべく長く払い続けてくれた方が金利で儲かる」クレジットカード会社側としては、簡単に一括払いされたら困るのでしょうね。
まとまったお金が入ったときに、すぐに一括返済できてたら、私は借金地獄にならなかったかもしれない・・・
そう思うと、ちょっと悔しい!
一括返済の方法が簡単にわからないようにされている(意図的かは不明)のは、恐ろしいことだと思います。
5.手軽すぎる
クレジットカードで借金地獄に陥った私が一番怖いと思ったのは、なんといっても「手軽さ」。
財布に入るサイズで、いつでも持ち歩ける。
スーパーのレジで手持ちがなくて困ったときでも、支払いができてしまう・・・
もっというと、金欠でピンチなときも、カードがあれば普段通りの生活水準が保てます。
これが、多くの人が借金地獄に陥ってしまう原因になっていると思います。
だって、普通だったら、お金がないときは生活水準を落としますよね?
光熱費を節約するためにお風呂を2日に1回にしてみたり。
食費をきりつめてみたり。
家族でのお出かけを減らしてみたり。。。
「お金がない」なら、ないなりに生活を変えていきますよね。
現に私自身も、結婚当初、新居に夫の督促状が届きまくったとき、
自分の車を売ったり、1日1食生活をしたり、光熱費を節約したりして、
返済のために生活水準を下げました。
「お金のアテがない」状態だったら、誰だってこういうことが自然にできるんですよね。
でも、クレジットカードは「お金のアテ」を作ってしまいます。
「ちょっと今月の生活が苦しい・・・」
と思ったなら、カードを使えば生活水準を保てます。
我慢しなくたっていいわけです。
もちろん、そのツケは後で回ってくるわけですが・・・・
「そのうち、なんとかなるさ!」と問題を先送りにし続けてしまうわけです。
クレジットカードの「手軽さ」は、便利な反面、人を借金地獄へと誘う最大の特長とも言えます。
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クレジットカードは怖いよ!でも、ないと困るときだってある・・・
クレジットカードは怖いです。
油断すると借金地獄への道をまっしぐらです。
- 「まだイケる!」と思いがちな増額通知
- 大きく使っても経済的な負担が少ない「リボ払い」
- 「余裕がある」と勘違いしそうな限度額の見せ方
- わかりにくい一括払返済の方法
- ちょっと足りないときにすぐ使える手軽さ
クレジットカードを使うときは、これらに注意しましょう。
ってか、注意してるつもりでも、いつの間にか借金街道を歩いてるって人が多数です。めっちゃ怖い!
借金地獄を体験した私からしてみれば、
「クレジットカードなんて持つもんじゃない!」と声を大にして言いたいところなんですが・・・
今の時代、そうもいきません。
通販など、ネットで買い物をするときには、クレジットカードは必須です。
自分もすべてのクレジットカードを解約してみてわかったことですが、ないならないで困ります。
でも・・・借金地獄を経験した私からしてみれば、もう借金地獄への道は封鎖したいわけですよ。
そこで、調べましたよ!
「怖くない」クレジットカード(笑)
怖くないクレジットカードとは?プリペイド式 OR 銀行口座から即引き落としのデビットカードなら安心
通常のクレジットカードの怖いところは、
「お金がないのに、あるように思えてしまうこと」
「困ったときのお金のアテになってしまうこと」
「支払いを先延ばしにできてしまうこと」
です。
これらの特徴があるために、本人も気付かないうちに借金街道へ入ってしまう人が後を絶たないわけです。
な・の・で!
単純に、「クレジットカードを使っても即現金で払わなければいけない」システムだったら、安心なわけですよ。
その条件に当てはまるクレジットカードは以下の2種類。
- プリペイド式のクレジットカード
- 即銀行口座から引き落としがかかるデビットカード
プリペイド式のクレジットカード
現金チャージをして使うクレジットカードが存在します。
nanacoやsuikaと仕組みは同じ。
ちなみに私もプリペイド式のクレジットカードを使っていて、「Web Money Card」を持ってます。
全国のローソンから1円単位でチャージ可能なので、めちゃくちゃ便利。
クレジットカードをなくすと決めたとき、
「ネット通販で買ってるコンタクトの支払いどうしよう?
コンビニ払いも手数料取られるしなぁ・・・」
「アマゾンでの買い物は?
ギフト券かうのめんどいしな・・・
5000円券とか買ってもピッタリ買えないし、微妙にお金残すのもったいないよ!」
と、いろいろと問題がでてきたわけです。
でも、「Web Money Card」なら、ローソンのレジで簡単にチャージできるし、通常の買い物にも使えます。
スーパーでも使えましたよ♪
「絶対、借金地獄なんかに陥りたくない!
でもクレジットカードがないと不便・・・」
っていう人には、現金払いの感覚でクレジット機能を使える【プリペイド式クレジットカード】がおすすめです!
デビットカード
使った分が即口座から引き落としされる「デビットカード」。
最近はテレビでCMも流れているので、知っている人も多いと思います。
残念ながら、私が使っている銀行はデビットカードに対応していないため、私自身は使ったことがないのですが・・・調べてみたら、結構便利そうです。
賢い使い方をしている人によると、
- 買い物の履歴が残るため、家計簿のかわりになる
- 公共料金の引き落としにも使える
- 普段の買い物でポイントが貯まる
そうです。
クレジットカードの怖いところ(借金地獄への道)は全て排除して、いいところだけを残したようなクレジットカードだと言えます。
プリペイド式のように、現金チャージする手間もありませんしね。
ただし、デビットカードを持つためには、まずは「デビットカード対応の銀行」で口座を作らなければいけません。
調べたところ、楽天・ゆうちょ・セブン・イオン・みずほ・・・などなど。
結構いろんな銀行さんがデビットカードを出しているので、自分が使いやすい銀行のデビットカードを作るとよいでしょう。
自分が住んでいる地域的に預け入れがしやすい銀行とか。
うちは・・・イオン銀行かなぁ。
マックスバリューでよく買い物をするんで、ついでに預け入れと残高確認できそう。
まとめ:クレジットカードは怖い!けど、メリットは大きいので持つカードをよく選ぼう
私のように、クレジットカードの使い方を間違うと、本当に恐ろしい目にあいます。
たとえ「私は絶対そんなことにならない!」と思っていたとしても、クレジットカードの魔力(カード会社の罠)によって、借金地獄にハマる可能性は誰にでもあります。
マヂで他人事じゃないですからね!
↑自業自得の借金のくせに開き直りw
みんな気をつけてください。
私も気を付けます。。。もう絶対クレジットカードなんて持ちません。
「何かあったときのためにクレジットカードを持っておこう・・・」って思ってたら、本当に使っちゃいますからね。
しかもあんまり危機的状況でもないのに(笑)
これからは、プリペイド式と、デビットカードを駆使して、上手くクレジットカードと付き合うようにしていきます。
また、良い使い方がわかったりしたら、このブログでお知らせしますね^^
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